毛布を食べるクセは治ったのか?根強い猫の「ウールサッキング」

※当サイトでは、アフェリエイト広告を使用しています

我が家のそらは、生後7ヵ月頃から、布類を食べてしまう行動(ウールサッキング・異食症)が始まりました。

寝床の毛布や、ハンモック、私の服などが食べられてしまいました。果てはレースのカーテンまで。

暖かい季節になり、いったん落ち着いたかのように見える異食症は完治したのか?そんな心配が残るまま、再度冬の季節を迎えました。

目次

異食症が再発

対策のために部屋の中から布類が撤去され、寝室は立ち入り禁止に、レースのカーテンを竹カーテンへ交換。

その後、季節が冬から夏へ移り、毛布などが必要なくなったこともありますが、寝室に入っても布団をかじることがなくなりました。

そして迎えた冬の時期。

11月頃、暖房器具だけではさすがにかわいそうで、毛布をベッドに置いてみて様子を見ることに。

すると、かじる様子はなく、ベッドでくつろいだり寝たりして、順調に過ごしていました。

異食症がなおったのかぁ~、よかった~♪と喜んだのもつかの間。

12月中旬から、またかじりグセが出始めました。

昨年よりはマシになっている気はしますが、昨年から使用していた毛布を、またかじられました。

毛布をかじる理由はなに?

なんでかじるんだろう・・・。

子猫の頃のそらはしょっちゅう、お気に入りのタオルをふみふみ、ちゅぱちゅぱしていたのですが、そのタオルを食べてしまったので廃棄しました。

お気に入りのタオルがなくなり、ふみふみ自体も見ることはなくなったので、ふみふみの延長で食べる、ということはなくなったはずです。

昨年の冬と、今年の冬の様子を伺っていると、どうもフラストレーションがたまったような状態イライラしたときに毛布に八つ当たり(?)しているようなかんじに見えます。

もっと遊びたいのに遊んでくれない、一緒にいたかったのに母ちゃんが出て行った、そんな状態のときです。

ネットで色々見ていて、可能性があるかも、と思ったのが、「強迫性障害」です。

過度に同じ部分を毛づくろいをしたり、自分のしっぽや脚などをかじるなどして傷つけてしまったりといった、同じ行動を繰り返し行う「常同障害」や、食べ物でないものを食べたりする行動が見られるそうです。

もしもそういった行動が見られた場合には、騒いだり不安な素振りを見せたりしてはダメ、その行動を無理やりやめさせようとするのはNGなのだそう。

昨年は、そらが布を噛み始めた時には慌てて布を引き離していましたが、今では、名前を呼んでこちらに気をそらしたり、噛んでもいいおもちゃを口元へ持っていったりして気をそらしてから、毛布をそっと隠すようにしています。

「強迫性障害」・・・。もしもそれが誘発原因だとすれば、もっと遊んであげたり、かまってあげたりすればおさまるのかなぁ?

今は、基本的には「朝」「昼」「夕」「晩」の1日4回ほど遊ぶようにしているのですが、足りないのでしょうか。

でも、ずっと遊んでいるわけにもいかないし、ずっと一緒にいることはできないし・・・。

あまり一緒に居すぎても、分離不安症の症状がひどくなる可能性も・・・。悩ましい・・・(>_<)

かじる毛布とかじらない毛布がある

今季の冬は7枚の様々な毛布を使用しましたが、かじる毛布とかじらない毛布があります。

布の手触りや毛足などによって決まりがあるのかしら?分析してみました。

<かじられた毛布>

昨年からかじる対象になっていて、今年もやたらガジガジやっていたので、先日廃棄しました。

今季購入したばかりの柔らかい毛布。毛足の短いツルツルした面と、モコモコ素材の面があります。寝床に入れたりして使用していたのですが、かじられました(泣)

今は私が寝室で使用し、あまりそらの目につかないようにしています。

<かじられなかった毛布> 

昨年100均で購入したひざ掛け。今季一番のお気に入り。

毛足が硬めの大判毛布。気に入らないのか、全然使用してくれない。

毛足短めの、厚みの薄い柔らかい毛布。あまり使用してくれない。

昨年から使用している、ちょっとゴワゴワしているマット。主に、何かの下に敷くようなかたちで使用しているので、普段はあまり目につかない。

手触りが柔らかい大判毛布。最初は使用してくれていて、舌触りが良いのか、よく毛布を毛づくろいしていたのですが、先日洗濯してからは使ってくれなくなりました。

と、このようなかんじなのですが、柔らかさとか毛足の長さとかは、特に目立った特徴はないように感じます。

傾向としては、気に入って使用してくれていた毛布が狙われやすいのかな?といったところでしょうか。

とすると、現在絶賛お気に入り中の100均のひざ掛けも、いずれはかじられてしまうのでしょうか。不安です。

こういうタイプだったら大丈夫、というものが見つかれば、探して買ってくるのですが。

ニオイが関係している?

昨年から使用していた青い毛布もそうだったのですが、一度噛んだ布って、その後はなにかにつけて噛みまくります。

毛布をかじる(食べる)ときって、ただ単に前歯で噛むのではなく、奥歯で「にゃしにゃし」と咀嚼して噛みちぎるようなかんじ。

噛んだあとの毛布は唾液だらけで、ぬるぬるしています。

咀嚼するときの独特のニオイがついているのかな?と思い、洗濯してみるのですが、それでもニオイが残っているのか、やっぱり同じ毛布が狙われます。

なので、一度噛まれたものはもう使えないと思ってもいいかも。

我が家では今季、2枚の毛布を捨てました。

その代わりに、新たに小さいサイズの毛布を2枚購入しておきました。

冬の終盤のこの時期は、冬物が安くなっているので狙い目です。(半額になってました♪)

またかじられて、すぐに捨てることになるかも、と思うと、少しでも安く済ませたいし(;^ω^)

新しい毛布を警戒する様子がなかったので、そらが眠そうにしているときに上からかけたり、私のひざの上にかけたりして、そらと私のニオイをつけているところです。

この毛布が、噛む対象にならないことを願います。

経過観察で来年の冬へ持ち越し

ということで、昨年ほどではありませんが、まだウールサッキングから目が離せない状態です。

一度噛んだ毛布は、また狙われる可能性が高いので、もったいないですが、他の場所で使うか捨ててしまうのが一番です。

かじる対象にならない毛布もあるので、何枚か試してみる価値はあります。油断はできませんが。

また、布をかじっているのを見つけても、落ち着いて、他に注意を惹きつけておいてから、布をこっそり隠すように心がけます。

動物病院では「治らないよ」と言われたウールサッキング。

昨年よりは、落ち着いてそらの様子を観察することができるようになったので、これからも行動の分析をしながら、ウールサッキングと向き合っていこうと思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. とも より:

    お悩みよくわかります。
    うちの1歳2ヶ月のにゃんちゃんも同じ行動です。
    タオルと毛布がかなり食べられました。
    原因をじっくり考えたことがなかったので、記事、じっくり読ませていただきました。
    私もまずは温かい気持ちで、ゆっくり付き合っていこうと思います。
    ありがとうございました。

    • そらの母ちゃん より:

      とも様
      とも様のにゃんちゃんも、布を食べてしまうんですね(´;ω;`)
      お腹の中で詰まったりしたら・・・と考えると、ゾッとしますよね。
      2歳を過ぎた我が家のそらは、未だに機嫌が悪いと毛布を噛み、先日は食べてしまっていました。
      ですが、昨年よりは確実に頻度が減っているので、未来は明るいぞ!と自分を励ましています。
      とも様も、焦らずじっくり、一緒に頑張りましょう~(^-^)/

トップへ戻る