念願の60cm水槽を立ち上げたわたしが、いま興味を抱いているのは、CO2の添加。
でも、機材の設置とか難しそうだし、高そう・・・。
ていうか、そもそも水槽の水草に、二酸化炭素って必要なの?
アクアリウム初心者なので、まずそこから勉強してみました(;^ω^)
目次
添加方式の種類
CO2の添加方法には何種類かあり、代表的なものは4種類。
●圧縮したCO2がボンベに入っているボンベ式
●ペットボトルなどの中でCO2を発生させる発酵式
●錠剤を水槽に入れるだけのタブレット式
●CO2の入った容器を水槽に入れる自然溶解式
簡単に、それぞれのメリット・デメリットをあげてみます。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
ボンベ式 | 添加量の調節ができる 電磁弁で自動化できる | 初期費用が高い |
発酵式 | 初期費用が安い | 添加量の調節ができない 環境(室温)で変動する 自動化できない |
タブレット式 | 超簡単 | 添加量の量が分かりにくく、調節が難しい |
自然溶解式 | 初期費用が安い | 自動化できない 水槽内に場所をとる 見栄えが悪い 補充が面倒 |
「自動化」というのは、何時から何時までの間に添加する、といった設定のこと。
ボンベ式の場合、「電磁弁」という機械と「コンセントタイマー」があれば、添加する時間を設定できるので、手動で添加したりしなかったりといった手間がなくなり、だんぜん楽になります。
水槽内にどれくらい水草があるか、などによって1秒間にどれくらい添加すべきか、というのが変わってくるそうで、「添加量」というのも、結構大事な項目のよう。
それらをトータルして考えると、自動化ができて、添加量の調節もできる、「ボンベ式」が一番優れているんですよね。
設置さえ頑張ってやれば、あとは自動だから、私は「ボンベ式」がいいなと思っているのですが、いかんせん、初期費用が・・・(;^ω^)
だいたい、そこまでして二酸化炭素を注入する必要ってあるの?って思ったので、調べてみました。
CO2添加の必要性・メリット・デメリット
CO2添加の必要性
植物は、光と二酸化炭素によって光合成を行い成長していくのですが、水中内にある二酸化炭素は充分とはいえないので、強制的に添加する必要があります。
水草の購入時に、CO2添加の「要」「不要」を見てみると、「要」の水草が圧倒的に多い。
私は今まで、「二酸化炭素がなくても育ちやすい」水草を、なるべく選ぶようにしていました。
でも、二酸化炭素がなくても成長しやすい水草って、ごく一部のため、選択肢が狭るので、なんだか面白くない。
そこで、二酸化炭素を添加するメリットと、デメリットってなんなの?というところを調べてみました。
CO2添加のメリット
◆水草が枯れにくく、コケの発生を抑えられる
CO2添加により水草が勢い良く育つことによって、水槽の中の栄養分の吸収が促され、水中に余分な栄養分がなくなる。すると、コケが成長するための栄養分まではまかなえず、コケの発生、成長が抑えられる。
◆水草がキレイに育つ
十分なCO2を与えることによって、水草の成長が促され、成長スピードも速く、色づきも良く育つ。
◆水質を最適な状態に維持する
多くの熱帯魚は、低いPHを好む。CO2の添加によってPHが下がり、魚にも良い環境になる。
◆気泡ができ美しい
活発に光合成が行われると、水中内の酸素量が増え、気泡がつく。その光景が美しい。
CO2添加のデメリット
◆初期導入費が高い
添加装置が1万円前後~2万円前後する。(ボンベ式の場合)
◆難しそう
機材の設置が難しそうに感じる。
メリットが沢山あるCO2添加は是非導入したいシステム
どう見ても、メリットの方がだんぜん多い!
水草がどんどん育てば、育った水草を使って他の水槽に移植して再利用できる。そうしたら、水草を新たに買う必要がなくなって、経済的じゃん!
初期投資は、それなりの機材を買えば仕方ないか。長い目で、数年使うことを考えればいいかな。
CO2添加は、水草によっては「必要」ですが、あったらもっとアクアリウムを楽しめるシステムだということが分かり、ますますCO2添加への興味が湧いてきたのでした。
そして、商品を色々と見ているときに、初心者でも簡単に設置可能、価格もリーズナブルにCO2添加の体験ができるものを発見しました。
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