熱帯魚水槽に白点病が!「フレッシュリーフ」で薬浴治療してみた

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熱帯魚を飼い始めて3年目に入った2020年の3月末、ふと熱帯魚水槽をのぞいて異変に気がつきました。

ホワイトフィンロージーテトラに、白い点々がついてるんです。

ネオンテトラや、ゴールデンラミレジィにも少し白いものが。

なんじゃコリャ?昨日は全然気がつかなかった。

すぐにググりました。

恐らく、白点病というやつだと思われます。

水温を上げ、薬浴をすることでお魚たちを守ることに成功しました。

目次

白点病とは

白点病は、白点虫という虫が寄生する病気で、水温の急激な変化や、水質の悪化などで発症するそうな。

白点虫は、1週間程度寄生して離れ、水中で増殖して、その小虫がまた寄生して・・・という風に増えていくんだって。ゲロゲロ(゚д゚lll)

主に、新しく買ってきた魚や、魚が入っている水に潜んでいることがあるので、新たに魚を投入するときには薬浴させたり、その魚が入っていた水をなるべく入れないようにする必要がある。

ほっておくと、他の魚へ伝染し、ひどい場合は死んでしまうとのこと・・・。

ヤバい、最近お仲間になったミッキーマウスプラティと、ゴールデンラミレジィ、ハチェットのどれかに白点虫がついていたんだろうか。

他に思い当たるのは、水流がちょっと強いかなと思って、水流の全開の半分、もしくは、半分以下の威力でろ過機を回していたこと。

プラティの食欲がすごくて、面白がってエサを結構入れてしまったこと。

ちょっと過密気味かなと思ったので、以前は2週間に一度の換水を1週間に1度に変更していたのですが。

この影響で、水質が悪化した可能性が大いにあります。

あとは、急に仲間が増えたことに対してストレスを感じたか・・・。

反省(;´Д`)

改善方法を調べると、水温を上げる薬浴する、塩浴するなどありました。

とりあえず、いますぐにできる、「水温を上げる」を実行。

28℃とか、29℃くらいにするらしいですが、急な水温の変化は魚にダメージがあるので、1日に1℃ずつ上げるとよいそうな。

とりあえず、白点病を発見した翌日、26℃だった水温を27℃にしました。

水温を上げるのは、寄生した白点虫を早く離脱させるためだそうです。

薬浴の薬は、水中にいる小虫にしか効かないので、魚から離れ水中を漂う小虫を、薬でやっつける方法が一番効果的なんだとか。


余談ですが、ヒーターを水温調節できるヒーターへ買い換えました。

2019年の冬になりかけの頃、26℃にキープできるヒーターが調子悪く、ある朝見たら23℃にまで下がっていたのです。

そこでペットショップで勧められたのが、水温調節できるヒーター。

水槽の大きさや気温によって、26℃での加温で間に合わない場合に、28℃に設定したりして水温調節できるから、これがいいよ、とのことで、23℃~32℃まで対応できるものを購入。

普通のよりも若干高かったから、半分渋々の購入でしたが、今思えば、今回水温を30℃近くにまで上げないといけなくなったので、このヒーターを買っておいて良かったと思いました。

次回買い替える時も、間違いなくこのタイプのヒーターを買うつもりでうす。

フレッシュリーフという薬

そして翌日、薬浴するための薬を買いにペットショップへ。

薬浴の薬は中国産らしく、最近は入荷しにくくなっているそう。(最近猛威を振るっている、新型コロナウイルスの影響とは関係がないそうです)

私が行ったペットショップには、フレッシュリーフ(2gx3袋入り)という薬しか在庫がなかったです。

それでも、このフレッシュリーフは水草にも悪影響を与えないということで、手間はかからなさそう。

白点病の他、尾ぐされ症状や水カビ病、外傷など、幅広く効果が期待されるみたい。

ただ、これを使用するのに気が引けるのが、ネットや説明書でも書かれているのですが、フレッシュリーフに含まれているマラカイトグリーンという物質には、発がん性があると言われていること。

直接手で触れないようにしたり、付着したらすぐに洗い流すなど、使用には注意が必要みたいで。

フレッシュリーフを購入して帰ったはいいものの、使おうか使うまいか、1日悩みました(;´Д`)

温度を上げるだけで改善できないかなぁ・・・。

薬浴1回目

発見から3日目、水温を28℃まで上昇。

ホワイトフィンロージーテトラと、ネオンテトラの白い点々がひどくなりました。

そして、ラミノーズテトラが1匹、ひっくり返りながら泳いでいる。

温度だけでは無理なのか・・・。

この日、意を決してフレッシュリーフを投入することにしました。

薬を入れる水槽は45センチ水槽で30ℓなので、1/2袋を投入。念のために、手につかないよう、ゴム手袋をしました。

ゼオライトや活性炭を使用したフィルターは、薬の成分を吸着してしまい効果が薄れるそうで、ろ過機からフィルターを外して水だけ循環させる状態にしました。

さらに、せめて水の流れが滞らないようにと、ろ過機をもうひとつ投入(フィルターなし)。必要かどうか分かりませんが。

☝薬投入2日目

水の色が、バスクリンを入れたような緑色になりましたが、翌日には薄くなっていました。

効果が薄くなったのかと思い、不安になりましたが、ひっくり返っていたラミノーズテトラが持ち直し、希望の光が。

☝薬投入3日目

薬浴2回目

1回目の薬の投入から4日目。

水温を29℃に。あまり高すぎると、魚に負担がかかるそうなので、29℃でキープしようと思います。

魚たちは、相変わらず白い点々に覆われています。

ろ過機のフィルターがない分、水が汚れるので水替えを頻繁に、ということだったので、換水(1/2)をし、2度目の薬を投入。

あと、他の種類の薬の情報かもしれませんが、日光とかライトとかあると効果が薄れるとかいうのも見かけたので、水の色が透明になったのはライトのせいかと思い、ライトを消してみることに。

先日追加した、ミッキーマウスプラティには伝染していませんが、ゴールデンラミレジィに少し点々が見られます。

ホワイトフィンロージーテトラは、変化がないように見えます。

薬浴3回目

2回目の投入から3日目。(初回から7日目)

1/2の換水をし、フレッシュリーフを投入。

ホワイトフィンロージーテトラの白い点々が、少し減ってきたような気がします。

それは良かったのですが、今度は水草が根元の方から枯れてきました。

そこで、ライトの点灯時間を短めに点けてみることに。

薬浴4回目

3回目の投入から4日目。(初回から11日目)

1/2の換水と、フレッシュリーフ。

白い点々は、ホワイトフィンロージーテトラからはだいぶ消えました。ネオンテトラに少しだけ残っています。

薬浴終了

初回の薬投入から15日目、ようやくネオンテトラからも点々がなくなりました。

17日目から、フィルターを差し込み、ろ過機2台で薬を抜くための水質浄化へ移りました。

水草は、思ったより枯れていなかったです。良かった。

ようやく通常の元気な水槽に戻る、とホッと気が抜けすぎたのか、事件が起きました。

翌朝のごはんタイムのこと。

いつもは、私の姿を見るだけで群がってくるのに来ないし、ごはんにも反応が薄い。

なんでだろ?まだ寝てるのかな?

そう思いながら、ふと水温計を見たら・・・水温が20℃になっている!

前日、ろ過機の位置を変えるときに、誤ってヒーターのスイッチを切ってしまっていた・・・。

ごめんよ!!(´;ω;`)

いまは25℃まで上昇。なんとか皆無事に泳いでくれています。

そして、薬浴が苦手ということで避難していた、コリドラスパンダとエビを本水槽へ戻し、終了。

フレッシュリーフが完全に抜けるまでは、素手で水などを触らないよう気を付けないとな。

これで完全に治ったかどうかちょっと不安。再発しないとよいのですが。今後も、注意深く様子を見守っていこうと思います。

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