猫と遊んでいるとき、ボールなどを投げると、くわえて持ってくることがあります。
そらも、お気に入りだったフェルトボールで遊んでいるとき、投げたボールをダッシュで取りに行って、くわえて私のところへ持ってきました。
持ってくれば、私が投げてくれる、遊んでくれる、というわけです。
最近ではもうフェルトボールに飽きてしまったようですが、ハマっていたあの頃はもう、エンドレスでした。
「もうそろそろやめない?」と私が言い出すほど(;^ω^)
今でも、小さめのフワフワボールを投げると、持ってくることがあります。
ワンちゃんはよくこのような行動をするけど、猫ちゃんもするんですよねー。
目次
猫がおもちゃを持ってくる理由
猫がおもちゃを飼い主の元へ持ってくる理由はいろいろ考えられるようで、単純に「遊んでほしい」という理由の他にも、狩猟動物である本能からの「プレゼント」だったり、「見てほしい」「褒めてほしい」という狩りの報告だったりするようです。
よくTVなどでネコ科の動物が、獲物を生きたまま子供に与えて、「狩りの練習」をさせる姿を見ますよね。
メス猫に多いらしいですが、飼い主を「子猫」に見立てて、お世話をしている気になっている猫ちゃんもいるみたい。
いずれにしても、飼い主を「仲間」と思ってくれている証拠ですねぇ。
昔飼っていた黒猫のディオは外猫だったので、バッタやコウモリをプレゼントしてくれていました。コウモリは、まだ生きていましたね。
もしかしたら、狩りの仕方を教えてくれようとしていたのかも?
コウモリはさすがに迷惑でしたが、いちおう受け取っておいて、あとでこっそり外へ逃がしてあげました。
そらの最近の変わった行動
そんな可愛い猫ちゃんの行動「おもちゃを持ってくる」ですが、我が家のそらに、1か月くらい前から見られるようになったことがあります。
私が外出先から帰ってくると、玄関におもちゃが置いてあるんです。
それも、そらが子猫の頃からお気に入りで、よくプロレスごっこして遊んでいる、ぬいぐるみのヘビさん。
当の本人は、帰宅時には寝ていることがほとんどで、恐らく玄関にヘビさんを置いて行っていることは忘れていると思います。
いままでこんなことはなかったのですが、ここ1か月だけで3回ほどありました。
この現象が起こるのは、私が外へ出かけようとするのを察知して、そらが「遊びたい」「母ちゃん行かないで」といったような感情が見られたとき。
「行っちゃうの?」みたいな顔で、私が玄関を閉める姿を見送ったあとです。
私が出て行ったあと、もしかしたらすぐに母ちゃん戻ってくるかも、と思って玄関でヘビさんと遊んで、それでも戻ってこないから仕方なく、ふて寝。といったところでしょうか。
家に帰ってきてヘビさんが置いてあると、胸がキュンとなります。
寂しかったのかな・・・と。
わたしも、出来ることならずっと一緒に居て、ずっと遊んであげたいですが、なかなかそうもいかないので歯がゆいです。
新しいおもちゃにもすぐに飽きてしまうし、遊ぼうと思っても遊ばなかったりして、なかなか、そらが満足いくくらい遊んであげれてないのが現状。
「私が猫になれたらなぁ」と、つくづく思う瞬間です。