そらの母ちゃんは、趣味で熱帯魚も飼っています。
猫のそらのいたずらを防ぐために、45cm水槽に合うキャノピーを手作りしてみたりしました。
まぁ、その後水槽をキッチンへ移動したので、結局キャノピーは使わなくなったんですが(;^ω^)
そんなかんじでアクアリウムを楽しんでいるうちに、60cm水槽がどうしても欲しくなり、45cm水槽を60cm水槽へ入れ替えることにしました。
今回の水槽の入れ替えで購入したものや、キッチンの改造のことなどをメモしておきます(^^♪
目次
45cm水槽設置の状態
最初、45cm水槽はテレビを置いている台の上に置いていたのですが、どうも水替えや掃除のときが面倒で、キッチンへ移動しました。
やはり、水回りが近いとすごく作業が楽です。水を抜くときなんか、ホースで直接流しに流すことができるし。
居間とキッチンの境目にあたる場所なので、居間からもキッチンからも楽しめるレイアウトにしていたのですが、改善したいことがありました。
もともとここに水槽を置く予定がなかったので、居間側にある格子がジャマで、居間からはちょっと見にくい状態だったんです。
そこで、この格子を上へずらして取り付け直そうか・・・というアイデアが浮かび、まてよ、いっそのこと、60cm水槽に替えるか・・・?という欲望が芽生え始めました。
ちなみに、水槽左手にあるのは、ダークブラウンのラティスです。
ここはもともと、プラダンで塞いでいたのですが、夏場の料理が暑くて、風通しがよくなるよう、今夏取り替えました。
60cm水槽用の台を購入
45cm水槽を乗せている台は、もともと食器棚下部の棚であり、強度がちょっと心配です。
現況、水槽が乗っている板の中腹あたりが若干たわんでいます。45cmでもこんなだから、60cmを乗せるなんて、怖くて仕方ない。
そこで、水槽専用の台を購入しました。
色は、白と黒があり、汚れの目立ちにくい黒にしました。
木目が見えてますが、たぶん板に黒色の木目調のシートが貼ってあるんだと思います。
大きさは、幅61.5cmx奥行31.0cmx高さ64.7cmで、耐荷重は100kgまで、適応水槽は60x30cmまで。
最初、90cm水槽用の水槽台にして、上に60cm水槽と小型の水槽を置こうかなと思ったのですが、ちょっと不安になり調べてみると、全体で水槽を支えるからやめといたほうがいい、というアドバイスをもらい、結局ぴったりの60cm用の水槽にしました。
説明には、「適応水槽60x30xcmまで」とありますが、60cmの水槽以外は乗せないで、とは書いていません。どうなんでしょうね。
でも、60cm水槽の重みが板の真ん中辺りにかかるのは、やはりあまりよくない状態でしょうから、「安心」の方を選択しました。
重たいものを乗せる台だけあって、板一枚がものすごく重たいです。全部で約17kgあります。
そのうえ、扉の部分とかがちょっと私ではチンプンカンプンだったので、組み立ては弟に手伝ってもらいました。
組み立てにかかった時間は、30分くらいかな。プラスの電動ドライバーがあると楽です。
ほんとに重たいんで、一人での組み立てはムズいかもです。
気を付けないといけない点を挙げるとしたら、前面上部の板の表裏です。
片面は黒ですが、片面は木がむき出しになっています。
最初間違えて、木の面を表に向けて取り付けてしまい、途中で気が付いて、取り付けた天板を外したのですが、そのときにダボが1本折れてしまったんです。
間違いなく、外側に黒がくるように取り付けてください(;^ω^)
台の前面には扉がついていますが、取っ手がなく、指をひっかける部分もないので、開け閉めがしにくいです。
開けるときには、爪や指をこじ入れて開け、閉じるときは、バーン!と閉まってしまわないよう、ギリギリまで手で持って、そっと閉めないと。
これでは不便なので、百均でこれ買ってきて取り付けました。
取り付け後、これを見たそらが、不信がって猫パンチ食らわせてました(笑)
☝前面から見た写真
☝裏面から見た写真
台の裏面は、開口が開いています。中に外部式フィルターを置いたり、コードをしまったりしたときに熱がこもりやすいからですかね?
60cm水槽・外掛けフィルターを購入
水槽
念願の60cm水槽を、早速そらが点検してます。
ちょびっと水を入れた状態の水槽にそらが入り、慌てて飛び出た直後(笑)
足跡が可愛い♡
念願の・・・だったんですが、なんかガラス面が乳白色?透明じゃないような・・・
ペットショップで聞いてみたんですが、ガラスのグレードによって透け感(?)は変わってくるそうです。
「安価なガラスは、透明度が低いんです」と・・・
そう、私は「安いなこの水槽。買いだな」、と思って買っちゃってました~(^^)/ エヘッ
でも、ペットショップの店員さんは、「水を入れたら、そうでもなくなるはずですよ」ともおっしゃっていて、実際、今では全然気になりません。
「簡単ラクラクパワーフィルター」
ろ過装置は、外掛け式フィルターにしました。
60cm水槽とフィルターのセットを探したのですが、セットになってるのって、「上部式フィルター」や「外部式フィルター」ばっかりなんですよね。
外掛けフィルターと水槽のセットは、ほんのひと握りしかなくて。
上部式は、圧迫感がいなめないので選択肢にないし、外部式はちょっと敷居が高そうで・・・。
仕方なく、水槽とフィルターは、それぞれ単独で購入しました。
購入したフィルターは、GEXの『簡単ラクラクパワーフィルター L』。
このフィルター、ほんとごっつい!さすが60cm用。
ホントは、最近お気に入りのGEX『スリムフィルター』のシリーズを使用したかったのですが、一番大きいサイズの「L」の横幅が、今回購入した水槽の幅に入りきらなかったので断念しました。
でもまぁ、いざ水槽にひっかけてみると、さほど違和感なく使用できています。
水流の強さもハンパないです。
吐水口にルーバーが付いていて、カチカチ角度を変えることができるので、好みの水流を作り出すことができます。
ろ過槽の中に、エアレーションできる仕組みになっていて、酸素を供給することができるそうな。
ソイル・水草を購入
焼成ソイル
ソイルは、今までは黒色を使ってたんですが、今回は明るいイメージにしたかったので、茶色の焼成ソイルにしてみました。
焼成ソイルとは、高温で焼いて固めたような砂利のようなもの。崩れにくい特徴があるので、短期間でのリセットを避けられるんだとか。
黒いソイルは、すぐに潰れて水が黒くなるので、今回は思い切ってこれを使用してみることにしました。
☝水を入れた直後でも、ほとんど濁りませんでした。
焼成ソイルは粒に重みがあるので、水草が浮きにくく、根を張りやすいんだそうです。確かに、いつもの黒いソイルよりも植栽しやすかった気がします。
あと、これは今日知ったのですが、この焼成ソイルは、栄養分を含んでいないので、肥料の添加が必要だそうです。
ペットショップで相談したのですが、肥料をあげすぎてもダメになることがあるから、一度様子を見てみたら、ということでした。
水草
45cm水槽に生息している水草は、さほど多くなかったので、追加で沢山購入しました。
グロッソスティグマ、ノチドメ、ブリクサショート、ニューオランダプラント、アルテルナンテラレインキーロザエフォリア、ポゴステモンデカネンシス、アラグアイアレッドクロスプランツ、スクリューバリスネリア、ハイグロフィラポリスペルマ、アラグアイアミズマツバ、ルドヴィジアインクリナータ
うう・・・名前が覚えきれない( ;∀;) なんか難しいよね、水草の名前って。
アクアリウム初心者のわたしは、水草のことはよく分からないので、難易度が高くなく、二酸化炭素の添加が不要なものをなるべく選んでみました。
グロッソは、再チャレンジなんですが、やはり光量と二酸化炭素なければ難しいでしょうか。今回ダメなら、諦めます。
ノチドメも再チャレンジです。前回は、エビに食べられ全滅したので、今回はしばらくエビを入れないで様子を見てみようと思います。
ちなみに、水槽設置の4日前に水草が届いたので、当日まで湿らせた紙に包んで発泡スチロールの容器に入れ、冷蔵庫の野菜室へ入れていたのですが、当日出してみると、ブリクサショートはすでに溶け始めていました。
植栽後、ブリクサショート、ニューオランダプラントが完全に溶けてしまったので撤去( ;∀;)
スクリューバリスネリアも、徐々に溶けてきました・・・
その他の水草たちは、今のところ少しずつ成長していってくれてます。すごい生命力。
キッチン改造・60cm水槽を設置
まず、現況の台と柱を取り除きました。
この柱はもう使用しないですが、柱を突っ張るために使用していたラブリコは、再利用します。
そして新たに、床から天井までの柱を設置。
水槽台、水槽、3段ボックスを配置。
水槽が見えるように格子を柱に取り付け、扉を戻して完成!
ただ今回の改造により、居間とキッチンの境目に若干の隙間ができました。
☝中が気になるそら
水槽台の裏面が開いているのと、3段ボックスと扉の間に隙間があり、そらが通ってキッチンへ入れそうなので、便利なプラダンを使って塞ぎます。
プラダンは、ハサミやカッターなどで簡単に切ることができ、加工がしやすいのでとっても便利です。
プラダンむき出しじゃああれなんで、百均で買ったオシャレな柄のシールをプラダンに貼って・・・
なあんか、オシャレなお店みたいじゃない!?
新しい水槽に興味津々。かわいい~♡
ライトの設置
これが、今回一番苦労しました。
45cm水槽で使用していたライトは、水槽のフチにひっかけてネジで固定するタイプ。
このライトを60cm水槽に取り付けようとしたのですが・・・。
なんと、思ったよりも枠がでかく、ライトのクリップ部分が入ってくれなかったんです。
ガーン。
水槽のレビューで、「枠が太い」というものを目にしていたので、その時にきちんと確認するべきでした・・・。
そこで、45cm水槽で以前使用していた、水槽の両フチに乗せるタイプのライトを当面の間使用することにしたのですが、うっかり水没させてしまいました・・・。
乾かせば使える?と思いつつも、ちょっと怖いし、いずれは60cm用を買うつもりではいたので、結局、今のタイミングで60cm用のライトを購入しました。
ほんとは、クリップ式のライトがよかったのですが、水槽の周りにクリップを挟める場所がないので諦めました。
結局、水槽の両フチに乗せるタイプしか選択肢がないのですが、前述の通り、外掛けフィルターを水槽の短い面に乗せているので、残りの幅が6cmくらいしかないんですよね。
フィルターを寄せてその場所へライトを乗せたとしても、水槽の片側しか照らすことができない。
☝こうなる
そこで、格子に三角形の金具を取り付け、その上に新たに購入した60cm用のライトを乗せてみました。
これなら、水槽の真ん中あたりまでせり出て、水槽全体をまんべんなく照らすことができる!
普段はあまりジャマにならないし、簡単には落下しないはず。念のために、養生テープで固定しとこ。
ちょっと位置が高すぎたかなと思ったけど、十分水槽全体に光が当たってるし、白色の金具は、居間側からはあまり気になりません。
電源コードの処理
フィルター、ヒーター、ライトの電源コードの処理って、結構大変。少しでも見栄えの良いかんじでまとめたいのですが。
あと肝心なのは、地震とかのときなどに水がかからない高い位置に、コンセントを設置することですか。
タップ式の延長コードは、柱に結束バンドで高い位置に固定し、その延長コードを、格子に隠れるように這わせることに。
ホームセンターでこんなの見つけたので使ってみたら、いい感じに隠しながら這わせることができました。
ピンがついており、押しピンのように刺して、別添付のピンをもう一本差し込んで固定するみたいなのですが、もともと付いてるピン1本だけでも大丈夫そうだったので、別添付のピンは使いませんでした。
少しグラグラはするので、本当は面倒くさがらずにもう1本のピンできちんと固定した方がいいんですけどね。
このように、パカっと開けてコードを挟んでカチッと閉めるタイプなので、いくらでも移動が取り外しができ便利です。
トンネルの中は余裕があるので、コードの長さの微調整もできます。
水草を植えてみた
水草を、ほぼイメージ通りに植えることができました。
何日もかけて、レイアウトを練ってきたので、水草を植えるのが楽しかった♬
焼成ソイルのおかげか、水はほとんど濁らず、翌日にはほぼ透明になっていました。
左手前にある赤紫色の葉のニューオランダプラントと、中央のアマゾンソードの手前のブリクサショートは、溶けてしまったので撤去しました・・・( ;∀;)
やたら長い状態で届いたグロッソを、どう植えたら良いか分からず、めっちゃソイルの上に出ている状態で、ワサワサしてる。
抜けそうな水草を植えなおしたり、溶けた水草を撤去したり、グロッソをなんとか地中深くまで押し込んだりした結果、このようなかんじになりました。
だいぶスッキリしました。左手の石の手前が寂しいので、そのうち何か植えたいなぁ。
アクアリウムの世界は楽しい
ということで、悪戦苦闘する場面もありましたが、なんとか無事に念願の60cm水槽を設置することができました。
居間側からも水槽がよく見え、ふとしたときに水槽を眺めては癒されています。これから、水草がどう育ってくれるのか楽しみ♪