猫のおすすめ手作りおもちゃ「フェルトボール」は食いつきが違う!

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「食う・寝る・遊ぶ・ときどき噛む」のが仕事のそら君。

この中の「遊ぶ」というのは、運動不足、ストレス発散のためにも、ときには「遊ばせる」ことも大事。

しかし、今まで数々の猫のおもちゃをそら君に献上してきましたが、なかなかそら君のおめがねにかなうものはありません。

が、あることがきっかけでものすごい大ヒットなおもちゃを見つけることができました。

フェルトボールという、フェルトでできたボールです。

これが、今のそら君には大ヒットで、私が投げると走って取りに行って、私の側に「投げて~」と言わんばかりにくわえて持ってくるようになったんです。

これ、毎日の日課になっています。

目次

フェルトボールに出会ったきっかけ

きっかけは、以前、靴の中敷きの切れ端にやたら食いついていたことでした。

その中敷きに使用されていた、フェルトの生地が好きなのではないか?と思ったのです。

そこで、フェルトでできたぬいぐるみとか、おもちゃってないのかなぁ~と、スーパーや百均へ行った際に色々と物色していました。

そんなある日、百均で見つけたのが、フェルトで小さなぬいぐるみを作る用のフェルトでした。

色が何種類か入っていて、フワフワの綿状になっていて、これを、ニードルという先の尖った針でチクチクして形を(この写真だと、小鳥)作っていく、というものでした。

これでボールでも作ってみようか・・・と思い、なんとなく購入。

フェルトをぐるぐる巻いて、ニードルでチクチク差しながら形を整えて、ボール状にしてみました。

それを、そら君に向けて転がしてみると・・・ものすごい食いついたんです。

投げると走って追いかけて、キャッチするとくわえて私の所へ持ってきてポトリ。「投げて」の合図です。

これを、飽きるまで続けます。おもちゃにすぐ飽きるあのそら君が、もうかれこれ1か月以上、このフェルトボールだけは毎日追いかけています。

猫ちゃんは、羊毛が好きみたいなので、臭いがいいのか、フワフワしているので爪がひっかかりやすく軽いので転がしやすいのか。

フェルトボールをニードルで作る

作り方としては、こんなかんじです。

① 一束になっているので、これを分割する。初めて作ったときは3分割しましたが、4分割くらいが丁度いいと思います。

② 羊毛フェルトをくるくると巻いていきます。巻き終わったら、次の束を巻いて、どんどん大きくしていきます。

このとき、中心部分はしっかりと小さく巻いていったほうが、芯がしっかりとします。

③ 巻き終わったら、ニードルで球を刺していきます。

このニードルというやつには、針の部分に「かえし」があって、フェルトに刺したニードルを抜くときに、フェルトの繊維がからまっていき糸の密度が濃くなっていくのだそうです。

そうやって繰り返しザクザクさしていくうちに、ちょっとずつフェルトの球が硬くしっかりとしていきます。

形を整えながらザクザク。

この、ザクザク感もたまらないんですよ~。無心にザクザク、ザクザク。音もいい。

ニードルが尖っているので、手に刺さらないよう充分注意しながらザクザクしてください。

 はい、そんなこんなで、完成です!

フェルトを食べちゃうそら君

頑張って作った甲斐あって、そら君も大いにはしゃいでくれました。

穴を開けた段ボールの中に入れると、手を突っ込んで遊びます。

投げたボールを、また投げてほしくて持ってきます。

ボールが好きすぎて、ケースに入っているボールを執拗につっついたり。

ですが、なんでも食べちゃうそら君、ボールを捕まえたあとでボールをホールドしてガブガブすることも多々あり。

ガブガブして、グイっと引っ張って、フェルトを食べちゃいます。

なので、絶対に目が離せませんし、フェルトボールで遊ぶとき以外はしっかりフタの閉まる小物ケースに格納しています。

フェルトボール、もっと丈夫にならないのかなぁ?と調べてみました。

お湯と洗剤でフェルトボールを作る

ネットで色々見てみると、猫ちゃんのおもちゃにフェルトボールを手作りされている方がいらっしゃいました。

やっぱり、猫ちゃんはフェルトが好きなんだね~。

他にも、このフェルトで可愛いアクセサリーなどの作り方を紹介しているブログもあり、そこにはお湯と洗剤を使った作り方が紹介してありました。

羊毛のセーターなどをうっかり洗濯してしまうと縮みますよね、特にお湯で洗ったりなんかすると大変なことになります。

その作用を利用するみたいなんです。

洗剤も、繊維がからまりやすくなるために投入するようです。

これなら、丈夫なボールが作れるかも?と思い作ってみることにしました。

① お風呂に入るくらいのお湯に、台所用洗剤を少し入れる(沢山入れすぎると泡立ってやりにくくなりますので適度に)

② フェルトをまるめてお湯へ漬けて、手で形を整えながら少しくるくる回す

③ 団子を転がすように両手の手のひらでコロコロする

このとき、最初は優しく、時々ほつれを直しながら徐々に力を込めて最終的には力強くコロコロするのがコツ。

コロコロしたらこんな状態☝

 硬く丸まったら、次の束を巻き付けて②③を繰り返し大きくしていく

このときに、お湯に浸けながら手のひらに乗せて、繊維のバラつきを指でなでつけながらくるくる回すとまとまりやすくなります。

 洗剤を流水で洗い流して、水気を取り完成!

表面を拭いてもボールの中は濡れているので、しばらく干して乾かした方がいいです。

何やってんの~?と興味津々にキッチンをウロウロしていたそら君、ボールに気が付くと目がランラン。投げるとおおはしゃぎで追いかけていました。

ね、意外と簡単でしょ。

それに、ニードルでザクザクやったものと比べて、繊維の目の詰まり方が密です。なので、このお湯で作る方法の方がおすすめ♪

私は、お湯で作ったものを、遊んでいて形が崩れたりしたときにニードルで補修しています。

何個か作ってみたのですが、コツは、やはりしっかりと固めながら作ること。

手のひらでコロコロころがしていくうちに、少しずつ硬くまとまってくるので、念入りにコロコロします。

でないと、仕上がったときに中心部がふにゃふにゃしてしまって、遊んでガブガツしているうちに形が変形しやすいです。

ちょっとひと工夫

やはり猫ちゃんは、音が出る方がお好きなようで、私はこのフェルトボールの中心部に小さな鈴を入れて作ってみました。

転がすと、ころころと音が出ます。鈴が入っているボールと入っていないボールで試してみると、やっぱり鈴がある方に食いつきますね。

注意点としては、中心部に硬い鈴があるので、ニードルでつつくときに気を付けないと鈴にガッとぶつかって針が折れてしまうこと。

うっかり猫ちゃんが折れた針を飲み込んでしまうこともあるでしょうから、最新の注意が必要です。

鈴が入っていなくても、針をボールに刺した状態でグリっと向きを変えたりするとボキっと折れてしまいます。私は一度折ってしまいました。

ニードル自体も、誤って猫ちゃんがじゃれてしまわないように、きちんとフタをしてしまっておきましょう。

くれぐれも誤食には注意

お湯で作ったフェルトボールは、ニードルで作ったものに比べると丈夫ですが、やはり猫ちゃんのするどい爪と歯の攻撃には弱く、何度か遊んでいるうちにほつれてきて、ちょっと目を離すとガブガブグイ~っと食べようとします。

最近はあまり食べなくはなってきたのですが、最初の頃はよく食べていて、ウンチにゴッソリフェルトが出てきたこともあります。

お腹の中に詰まってしまうこともあるので、フェルトボールで遊ぶときには気を付けてあげて、遊ばないときには手の届かない場所にしまっておきましょう。

猫用のフェルトボールがあった♪

こんなに大好きなら、私が留守のときにも出しておいて、遊びたいときに遊ばせてあげたいのですが、誤食が怖くてうかつに置いておけないのがとても残念。

もっと丈夫なフェルトボールがあったらなぁ~と探してみると、既製の猫用フェルトボールがありました。

試してみてもいいかな~と思っています。

色もカラフルで可愛い♡


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