窓から外を眺めるのが好きなそらのために、気候の良い時にはベランダの掃き出し窓を開けてあげます。
心地よい外気の風を受けて、そらも気持ちよさそう。
しかし、オスの成猫は5kgくらいになるので、網戸によじ登ったら網戸が外れてしまう可能性もあるし、網戸に穴が開いて蚊などの虫が入ってきちゃうかも。
特に怖いのは、網戸を開けて脱走する可能性があること。
そこで、掃き出し窓に脱走防止フェンスを設置しました。このおかげで、安心して窓を開けて、換気をすることができるようになりました。
目次
「猫網戸脱走防止フェンス」を買ってみた
そこで見つけたのが、「猫網戸脱走防止フェンス」です。
窓枠に突っ張り棒を突っ張り、フェンスのネットを張って網戸をガードするフェンスです。
今回は、掃き出し窓に使用したかったので、Lサイズを購入しました。
サイズの種類
フェンス部分のネットを、横向き、縦向きどちらでも設置できるので、窓の幅に合わせることができます。
横使用…W870ⅹD60ⅹH1400~2200mm
縦使用…W546xD60xH1400~2200mm
ちなみに、Sサイズもあります。
W870xD60xH850~1400mm
購入前に必ずチェック!
突っ張りの受けパーツのサイズは、このくらいあります。
思ったよりデカいです。
我が家のカーテンレールはもともと、窓枠の内側に設置してあるものでした。
最初、レールとレールの隙間に入れ込んで突っ張ろうと思っていたのですが、受けパーツが結構デカかったので、隙間に入らず断念。
そこで、カーテンレールを、窓枠の外に飛び出るタイプに付け替えました。
設置個所の状態は、必ず確認してから購入しましょう!
部品
ネット…4枚
突っ張りの部品…上部ポール・中間ポール・下部ポール
突っ張りの受けパーツ…4個
ジョイントパーツ…10個
ジョイントパーツのネジ、ワッシャー…各10個
組み立ては簡単
① 突っ張りの組み立て
「中間ポール」に、「上部ポール」と「下部ポール」を差し込み、上下に「受パーツ」を取り付けます。
その際、ポールにジョイントパーツを差し込みながら組み立てます。
上の写真は、ジョイントパーツを差し込むのを忘れていた状態(;^ω^)
ジョイントパーツは、ネットを受けるための溝がある部分が手前、ネジが左右外側にくるように差し込んでいきます。
② 突っ張りを固定
ネットの幅に合わせて、窓枠に突っ張りを固定させます。
下部にあるネジで、突っ張り具合を調整します。
③ ネットを取り付ける
ジョイントにはネットを受ける溝があり、1枚のネットを、上下のジョイントで上と下に引っ張るような形で、動かないように固定させます。
ジョイントの溝にネットをハメこみ、ジョイントのネジを回して固定させます。
設置のポイント
設置にかかった時間
父に手伝ってもらい、30分ほどで完成しました。
1人でも組み立て可能だと思いますが、Lサイズは結構ネットの大きさが大きいので、2人での作業の方が楽かも。
ネットは何枚使用してもOK
ネットは4枚あるのですが、無理して全部使用しなくても、設置する窓の大きさによって、何枚使用してもOKです。
我が家では、3枚使用しました。上下と、中間部に少し隙間ができていますが、そらがくぐれない幅なので大丈夫でしょう。
残った1枚は、何かに使えるかもしれないので保管しておきます。
窓の開閉のために隙間を設ける
窓の開け閉めと、カギの開け閉めをしないといけないので、そのための隙間を作っておく必要があります。
こんな方法も有り
1番上のネットのジョイントの溝が、上下とも下の溝に乗っかってる状態になってしまいました。(上下に引っ張って固定できない状態)
これだと、ちょっと衝撃が加わったら外れてしまいます。
そこで、結束バンドで、下のネットと結んで動かないよう固定させました。
使用感
突っ張りも太く、受けパーツも大きくてズレなく安定感があります。
ネットをわしづかみにして揺らしてみましたが、ジョイントから外れることなく固定されています。
ですが、たまに掃除機が当たったりしてズレてしまうこともあるので、念のために時々、ズレていないか、ネジにゆるみができていないかなど、チェックしたほうがいいかもしれません。
見た目は、お世辞にもオシャレとは言えませんが、これで網戸の破れと脱走を防止できるので、何もないよりは全然マシです(^-^)
自作もできるかも
縦使用の突っ張り棒と、ワイヤーネットがあれば、自作もできるかんじです。
実際、ネットを拝見していると、手作りされている方が多いです。
ワイヤーネットは100均ものもがありますからね。
猫の体重がかかることを考えると、突っ張り棒はしっかりしたものを使用したほうがいいですね。
フェンスを設置すれば安心
これで今後は、網戸の心配をすることなく、窓を開けて換気をすることができ、網戸の破れも心配なくなりました。
そらも、初秋の爽やかな風を感じながら、外をのんびりと眺めています。
頻繁に開け閉めするなら、扉タイプがおススメ!
我が家の吐き出し窓は、人間が出入りする窓ではなく、換気のために開け閉めするだけなので、今回購入したフェンスで充分なのですが、もしも洗濯物を干すようなベランダや、玄関前などの、人間が出入りする場合には、扉タイプがおススメです。
『のぼれんニャン』は扉タイプになっていて、バリアフリーなので、足元を気にすることなく行き来できて安全。
木製バージョンもステキです。