おしっこの色が分かる白色の「固まるタイプの猫砂」6種を徹底比較

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我が家では猫のトイレに、ユニ・チャームのシステムトイレを愛用していて、毎日快適に使用できています。

ですが、砂が重たくてトイレの掃除が大変なので、軽くてコストの安い「固まる砂」を試しに使ってみることにしましたが、固まる砂は使ったことがないので、どの砂がいいか分からない・・・。

そこで、おしっこの色がチェックできるよう、砂の色は白色、水分を含んでも青色などに変色しないものを6種類を選抜し、比較してみました。

目次

比較した猫砂6種

今回は、おしっこの色が確認できるように、砂の色が白色で、変色しない紙製のものを6種類用意しました。

「白色」や「変色しない」を条件にしたのは、おしっこの色の確認をするため。

固まるタイプの砂には、水分を含むと青色などに変色して、おしっこを含んだ砂の位置が分かりやすいようになっているものがあり、それだと、おしっこの色が確認できません。

色の確認ができるもの限定にすると、必然的に紙製のものになりました。

6種…のはずが、写真には7種映っています。

左下の、おからでできている砂「トフカスサンドK」が、ネット上の写真では白っぽく見えたのですが、実際購入してみると、ベージュでした(;^ω^)

これでは、おしっこの色が確認できないじゃないか・・・。

まぁせっかく買ったので、一緒に検証してみます。

☟※価格は、購入するお店によって多少違ってきます。

 StandarDay 紙製の砂 

メーカー:コスモス薬品のプライベートブランド

価格:398円/8ℓ

主原料:再生パルプ、再生ポリマー

 クリーンミュウ ミュウサンド 

メーカー:シーズイシハラ㈱

価格:458円/6.5ℓ

主原料:再生パルプ、吸水性ポリマー、植物性粘着剤

 マジカルサンド 

メーカー:新日本カレンダー㈱ペピイ事業部

979円/5ℓ

主原料:パルプ、高吸水性ポリマー

 トップバリュ 紙製の猫砂 

メーカー:イオン㈱

338円/8ℓ

主原料:再生パルプ、高分子吸収材、でんぷん

 トフカスサンドK 

メーカー:

価格:804円/7ℓ

主原料:おから、炭酸カルシウム、コーンスターチ他

 ホワイトネオ砂 

メーカー:㈱コーチョー

価格498円/6ℓ

主原料:再生紙、でんぷん

 ファインホワイト 

メーカー:常陸化工㈱

価格:544円/6ℓ

主原料:再生パルプ、高吸収性ポリマー、のり


価格は、だいたい500円前後のものが多いです。

6ℓや8ℓの大袋入りでも、紙でできているので、超軽い!!

砂の形状・大きさ

形状は、俵状のものが多いですね。

『マジカルサンド』は、他のものに比べて粒が大きめで、丸みのある形になっています。

ちなみに、

『トフカスサンドK』を含む3袋を廊下に置いていたら、そらがトフカスサンドKだけ穴を開けて、砂を少しこぼしてしまいました。

おからでできているためか、鼻を近づけると妙なニオイがします。たぶん、そのニオイが気になったんでしょうね(;^ω^)

ほこりの量

黒いお皿に残る、粉の量を見てみました。

砂から粉やホコリが出ると、猫が砂をかいたときに周りに飛んでいって、トイレの周りが粉だらけになるし、猫が粉を吸い込んでしまうでしょうから、なるべく少ない方がいいと思います。

 StandarDay 紙製の砂 

 クリーンミュウ ミュウサンド 

 マジカルサンド 

 トップバリュ 紙製の猫砂 

 トフカスサンドK 

 ホワイトネオ砂 

 ファインホワイト 

やはり、紙製の砂って細かい粉が出るなぁ~、という残念な印象。

あえて言えば、『マジカルサンド』は、粉が少なめだと感じました。

ちなみに今回は、袋の中の上澄みしか取っていないので、いずれの猫砂も、底の方にはもっと粉が溜まっている可能性があります。

検証が終わって片付けるときに、袋の口をボフッとしぼったら、粉がボフゥ~!と舞いました。ヤバい。

トイレ本体に注ぎ入れるときや、袋を片付けるときには、ゆっくりと作業しないと、大変なことになりそうです。

吸水性

それぞれの砂を、7cmくらいの厚さになるように容器へ入れ、10㎖の、薄めたお茶を垂らしてみました。

この実験で検証するのは、どれくらいの吸水力があるか、ということです。

おしっこがトイレの底まで到達してしまうと、トイレ本体が無駄に汚れてしまうことになるし、砂やニオイが本体にこびりついてしまい、掃除が大変になります。

さらに、吸水性が良く、おしっこを素早くコンパクトにとどめることができるということは、捨てる砂の量を少なく抑えれる、ということ。

どれくらいの吸水力があるかというのは、結構大事なポイントかと思います。

容器の手前側と、裏側で、計2回ずつ試し、1回目の結果は、このようになりました。

StandarDay / ミュウサンド / マジカルサンド / トップバリュ

トフカスサンドK / ホワイトネオ砂 / ファインホワイト

『ミュウサンド』、『マジカルサンド』が、速攻で容器の底まで到達。

『トップバリュ』は、1回目は到達したのですが、2回目は途中でこらえました。

今回は、外から見えやすいよう、容器のキワにお茶を垂らしたので、容器を伝って落ちてしまった可能性はありますが、同じ条件でこの差が出ているので、ある程度の信ぴょう性はあるかなと思います。

あくまでも私の勝手な考察なのですが、砂の表面が毛羽立っているものが、水分に触れた瞬間に速攻でゼリー状になって、素早く水分を吸っているような気がします。

固まり具合

お椀に入れた砂にお水を10㎖垂らして、固まり具合を検証しました。

(トフカスサンドKは、固まらずボロボロに崩れてしまったので、この検証から除外しました。)

水に濡れた箇所が、ゼラチン状になりました。

お椀から出してみました。

『ミュウサンド』と『マジカルサンド』は、先の検証で吸水性が弱かったのですが、やはり吸収直後は「ひと固まり」にはなりにくいですね。

それよりも、猫砂って、「固まる」うたっているだけに、もっとカチカチに固まるものだと思っていました。紙製だと、こんなものなのでしょうか?

実際は、「固まる」というより、「まとまる」といったかんじです。

そらが上から踏んだら、ぐしゃっと潰れてしまうと思います。

吸水直後だからフニャフニャなのかと思い、数時間様子を見てみましたが、劇的な変化はありませんでした。

強いて言えば、『マジカルサンド』は、この中では堅めになりました。続いてまとまりが崩れにくいのは、『StandarDay』と『ファインホワイト』。

他の砂は、ブヨンブヨンのまま。ちょっと触っただけで崩れてしまいました。

色の確認

薄めたお茶で試しましたが、さすがに薄すぎたかな?『マジカルサンド』は、少しお茶の色が出ているような気がしますが。

そこで、血尿が出たと仮定し、ちょっと濃い目のおしっこの色を再現し(コーヒー)、少量を垂らしてみました。

(1回目の固まりをほじくり出したあとなので汚いです、すみません(;^ω^))

StandarDay / ミュウサンド / マジカルサンド / トップバリュ

トフカスサンドK / ホワイトネオ砂 / ファインホワイト

砂の色が白いので、さすがにこれくらい濃さなら確認できそうです。

6種比較してみた結果

ということで、6種類の固まる砂で実験した結果をまとめると、下表のようになりました。

StandarDayミュウサンドマジカルサンドトップバリュトフカスサンドKホワイトネオ砂ファインホワイト
コスト(1ℓあたり)約50円約70円約195円約42円約114円約83円約90円
ほこり
吸収力
固まり具合
色の確認

トータルで見ると、『StandarDay』の得点が高いかな。価格も安いし。

あとは、吸収力は劣るけど固まりの良い『マジカルサンド』か、ほこりは多いけど吸収力と固まり具合の良い『ファインホワイト』、といったところでしょうか。

固まりがダントツで良い『マジカルサンド』はいいなーと思ったのですが、ちょっとお高いですね・・・。

そんな中、価格が安くて得点の高い『StandarDay』は頑張ってますね!

まとめ

今回は、紙製白色の砂で、水分を含んでも変色しないもの限定で検証・比較してみました。

吸水力、固まり具合も良かった『StandarDay』が一番高得点。

吸水力は少し劣るものの、固まり具合の良い『マジカルサンド』と、ほこりは多いけど、吸収力と固まり具合の良いファインホワイトあたりが2番手、となりました。

「固まる砂」ということで、カッチカチに固まるものだと思っていたのですが、紙製のためか、「固まる」という点では期待外れな印象。

ほこりに関しても、どの砂もストレスを感じるくらいに粉があり、扱う際には要注意です。

実際に使うには不安要素が多いのですが、せっかく買ってきたので、この3種類をメインに、実際にそらに使ってみてもらうことにします(^^)/

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