良いことばかりではない。猫を飼って大変だと感じること

※当サイトでは、アフェリエイト広告を使用しています

保護猫だったそらが我が家へやってきて、1年がたちました。

当初は猫風邪などでぐちゃぐちゃだった子猫も、とても美しいイケメン君に育ち、私は毎日デレデレしています。

ですが、念願の「楽しい猫ライフ」・・・というわけにはいかなかったのです。

理想と現実には、だいぶギャップがありました。

すべての猫ちゃんがそうというわけではありませんが、私が思う「こりゃ大変」を挙げてみました。

目次

旅行や長期外出がしにくくなる

猫は2日間くらいなら一人でお留守番できるとは思うのですが、なんだか心配で、外泊がしにくくなりました。

特に、子猫のときは好奇心旺盛で、色んなものに手を出したくなるもの。家の中とはいえ、危険なもの、危険な場所って、ありますよね。

大人になってくると、物事が分かってきているので危険なものに手を出したりはしなくなってきますが、何が危険なものか分からない猫ちゃんを家に置いたままの外出は、怖いです。

なので、そらが子猫の頃に旅行へ行くときにはペットホテルへ預けました。

でも、家の中がテリトリーで、その他の場所に恐怖を感じる猫ちゃんにとっては、外へ連れ出されることは相当のストレスになっているはず。

ペットショップにはワンちゃんの鳴き声もするし、色んな臭いもするし、怖いだろうなぁ・・・ウンチやおしっこはちゃんとしてるだろうか、ごはんはちゃんと食べているだろうかと、旅行中も気がかりでなりませんでした。

ペットショップでストレスを感じさせるくらいなら、自宅でお留守番の方がいいかとも思いましたが、ごはんにウェットフードをあげていたので、置きエサができませんでした。

ドライフードなら、自動給餌機などを使えば、適時に適量あげることができるんですけどね。

そして、吐き戻し対策でごはんを1日4回あげていたので、朝、昼、夕、晩のごはんの時間には私は家にいなければならない状態。

なので、長時間の外出も難しい。2時間オーバーくらいなら待ってもらうのですが・・・。

と、まぁ、色んな事情などから、長時間の外出や外泊がしにくい状態に。私は旅行が好きなので行きたいんですけどね(;^ω^)

噛み癖に泣く

そらは、生後1か月半頃に我が家へやってきた保護猫です。猫としての社会性を知らずに生活してきたせいか、噛み癖がすごいです。今まで何度泣かされたことか(;^ω^)

ウールサッキング・異食症対策

猫ちゃんって、よく誤食をする動物なんだそうです。確かに、おもちゃとかヒモとか、子猫の頃は特によく食べていました。

大人になった今でも、床に落ちている小さなゴミとか、段ボールのカスとかを拾い食い(?)してます。

小さなゴミくらいなら、ウンチと一緒に出てくるでしょうけど、先の尖ったものとか、小さな電池なんかが身体の中へ入ったら一大事です。

だから、おもちゃは遊ばないときにはきちんと片付けたり、食べてしまいそうな小さい物は出しっぱなしにしないように気を付けています。

また、そらは布類を食べてしまうウールサッキングの気もあり、ベッドに使っていた毛布や私の服、果てはレースのカーテンまでかじって食べてしまったので、手の届く範囲から布類を排除するのが、とても苦労しました。

遊ばせないといけない

猫は気分屋、とよく言います。今の今までご機嫌だったのに、急に噛みついてきたり、遊ばせようとしても遊ばず、こちらが忙しい時に「遊ぼう~」と言ってきたりします。

外出OKな猫ちゃんなら、外で充分運動できると思うのですが、完全室内飼いの場合は、家の中で遊ばせてあげないと運動不足になるし、ストレスも溜まるはずです。

そらは完全室内飼い。キャットタワーで上下運動ができるようにはしていますが、走り回って遊ぶのが好きなそらに付き合うのはひと苦労。

1日4~5回、10分程度遊ばせるようにしていますが、まず、そらの気が乗らないと遊んでくれませんし、走らせるためには私も走らないといけない(;^ω^)

家中を、二人で息を切らして床の上にダウン、なんてのは日常茶飯事です。

ストーカーされる

ワンちゃんによく見られる「分離不安症」が、最近の猫ちゃんにも見られるのだそうです。

常に飼い主さんの側にいたい、離れたくない、という思いが強く、家中ついて回る行動もそのひとつ。

そらは、子猫の頃からストーカーしていました。お風呂にもついて来るし、私がトイレに入ると、ドアの外で鳴いて、ドアをカリカリカリ。

少し大人になってからは、少し離れた場所で寝たり、私が別の部屋へ行ってもついてこないこともあったりと、少しはマシになってきたかなとは思いますが、基本はベッタリです。

頼むから一人にしてください~と思うこともしばしば。

夜鳴き

我が家のそらは基本、夜寝るときだけは別の部屋で大人しく寝てくれるのですが、ごくたまに寂しいときがあるようで、ドアをカリカリして可愛い声で「にゃぁぁ~ん」と鳴いたりすることもありますが、長くて数十分で諦めて寝てしまいます。

でも先日は、明け方まで何度かなかなか寝ないときがあって、思い出しては「にゃぁぁ~ん」カリカリカリを繰り返していました。

日中の遊びが足りなくて寝付けなかったとか、先に挙げた「分離不安症」の気が少し強く出たのかもしれません。

猫ちゃんによっては、毎晩ひどく夜鳴きをして睡眠を妨害されることもあるそうなので、大変だと思います。

ジャマされる

猫あるあるで、新聞を読んでいたら新聞の上に寝っ転がるとか、パソコンを触っていたらキーボードの上に陣取るとか、飼い主さんの気を引こうとする行動をします。

可愛いので、むげにはできないし・・・と、恐らく飼い主さんの方が気を使って無理な体勢になったりすることも多いのではないかな(笑)

そらは、私がパソコンを触っていると、手の上にアゴを乗せて寝ます。仕方ないので、空いた片手でキーボードを打ったり、手を動かさずに指を最大限伸ばして打ったりしています。

し、仕事が進まないんですけど~(泣)と、嬉しいやら悲しいやら、複雑な気持ちになります。

いたずらされる

棚の上から物を落とす、洗濯物を引っ掻いて糸を引っ張り出す、ティッシュペーパーで遊んでティッシュをボロボロにする・・・

猫ちゃんのいたずらは、とどまるところを知りません。

でも、わざと困らせようとしてやっているわけではなく。ただ単に、楽しいから、遊びのつもりでやっているのでしょうから、激しく叱るわけにもいかず。

とにかく、されたら困る要因を省いていくしか方法はないと思います。

が、ワンちゃんと違って猫ちゃんは高い場所へ登れるので、いたずら対策する範囲が広いんですよね。これがまた大変なんだ(;^ω^)

トイレの処理が大変

ワンちゃんって、トイレのシートの上にウンチやおしっこをして、そのシートを捨てれば済むみたいなんですが、猫ちゃんがトイレに使用するのは「砂」。

砂はもちろん汚れるし、砂を入れる容器(トイレ)も汚れます。おしっこやウンチの付いた砂を捨てたり、砂を定期的に全部取り替えたり、容器を洗ったりする作業が発生するわけで。

健康なウンチなら、あまりトイレは汚れませんが、軟便や下痢の場合、砂やトイレがとても汚れるので、掃除は本当に大変。

でもトイレが汚れていると、「こんな汚い場所でできるか!」と言わんばかりに、トイレ以外の場所で粗相してしまう猫ちゃんもいるみたいなので、手は抜けない部分です。

しつけが難しい

ワンちゃんはとても賢く、飼い主さんにも忠実ですが、気ままで自由な猫ちゃんをしつけるのは難しいと言われています。

そらにした「しつけ」といえば、爪とぎで爪を研ぐことくらいしか思いつきません。しかも、1日でマスターしました。

トイレは保護施設にいたときからできていたようで、我が家へ来た初日から使ってくれたし。

あとは、「ダメ」という言葉は覚えてくれているので、シンクにジャンプしそうなときに「ダメ」と言うと、ジャンプを諦めるとか。

何より覚えてほしいのは、噛んじゃダメということなんですけど(;^ω^)

抜け毛がすごい

春と秋の時期の換毛期は、結構大変です。

毛が生え代わる時期ですよね。とにかく、部屋中猫の毛だらけです。ひどいときは、毎日掃除機かけないと、床の上を毛の塊がコロコロ転がっていました。

これで、ブラッシングが好きなら助かるんですけど、そらはブラッシングが嫌い。いつも四苦八苦しながらブラシしています。

意外と繊細

猫って、自由気ままな生き物で、飼い主さんにも無関心なんだと思っていましたが、そうではありませんでした。

猫は家について人にはつかない、とよく言いますが、そうでもないよなってつくずく思います。

かまってほしいと甘えてきたり、噛んできたり、寂しくて鳴いてみたり、かまってもらえないと分かると怒ってみたりと、感情も豊かです。

ストレスを受けると、体調も悪くなるし、鬱状態にもなるとネットにありました。

そらはもともと胃腸が弱いのか、ずっとウンチの調子が良くないので、病院に通ったり、フードを替えて様子をみたりといったケアも大変です。

猫だからといってほったらかしにもできないし、かまいすぎたらかまいすぎたで分離不安症にもなるし、結構、顔色うかがいながら生活しています(;^ω^)

猫と生活するのって、大変だけど・・・

私は、そらを迎えて「こんなはずじゃなかった。もう、無理!」って何度も思いました。泣きました。悩みました。

でも、手放してしまいたいと思ったことは一度もないです。

そらは、自分の生活の場を自ら選ぶことはできない。

ああでもない、こうでもない、と模索しながら、そらと私の共同生活を快適に続けて行けるよう、工夫、努力することが私の義務です。

そのご褒美が、そらとのまったりの時間、楽しく遊んでる時間。安心して眠るそらの寝顔を見て、全ての苦労が報われる。そう思っています(*´ω`*)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

トップへ戻る