猫の爪が深く刺さった!病院で治療、破傷風予防注射

※当サイトでは、アフェリエイト広告を使用しています

先日購入したポータブルケージが届き、色々といじくっていたときのこと。

猫そらが下からじゃれてきて、そらの爪が、私の親指の爪と肉の間に、グッサリ・・・。

結構深いケガを負ってしまいました。

そのときにした対処と、病院での治療の様子、治癒までの経過をまとめました。

目次

ケガ直後の応急手当

とりあえず、水道水でジャージャー流しながらギューって絞ってみたら、結構血が出て。

これだけ血が出るということは、結構深い傷のようです。

それまではあまり痛みがなかったのですが、徐々に痛くなってきました。

ある程度しぼってから、カットバンを貼りました。

消毒液つけた方がいいような気がしたんですが、消毒液塗ったら、死ぬほど痛くて叫んじゃうんじゃないかと思い、やめておきました。

その日の午後は、ずっと患部がズキズキと痛んでました。

で、その日の夜お風呂に入り、カットバンを貼り替えようと剥がしたら・・・

※※以降に、参考までに患部の少しグロッキーな画像を掲載しています。苦手な方は遠目でご覧ください(;^ω^)※※

病院は何科へ行ったらいい?

おう、ウミが出てる。ぬぐってからカットバン貼るか。

と、綿棒でぬぐおうとしたら・・・

ぎゃー!!!

ウミと思っていたモノは硬くてぬぐえず、そして、とてつもなく痛い!!!

ちょびっっっっと触れるだけでも超痛い!!!

これ、ウミじゃないの?何か固形物のようだが?

なんか、爪のキワ、患部も腫れてるみたいだし・・・ヤバくない?

猫にひっかかれたり噛まれたりしたら、悪い菌が入るとか言うよね(;´Д`)

病院だ、明日、病院へ行こう!

何科だ?何科に行けばいいのだ?

調べてみると、外科か、皮膚科とのことだったので、翌日、外科、皮膚科ともにやっている病院へ行くことにしました。

負傷2日目 病院へ(1度目)

昨日よりは、ズキズキはおさまってきているような気がします。

病院で、先生に経緯を説明。

「猫の爪がここに、深くささったみたいで・・・。ウミかと思ったらちょっと触っただけでめっちゃ痛くて・・・めっちゃ痛いんですよ。めっちゃ。」←先生がおもむろに触ってこないように遠回しに注意をしました(笑)

でも先生は、そんなのおかまいなし。

ピンセットでウミのようなものをグリィ~っと!

ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ~~~~!!!!!

声は出しませんでしたが、顔はすごいことになっていたでしょう。

まぁ、遠慮してたら治療できませんからね・・・

以下、先生とのやりとりです。

先生:いつやりました? / 私:昨日の昼頃です
先生:手当は? / 私:流水で流しながらしぼりました
先生:飼い猫ですか? / 私:はい
先生:室内飼いですか? / 私:はい
先生:ワクチン接種は? / 私:1回しました
先生:流水でしぼりながら洗ったのは賢明でした。菌が皮膚の下に残っていると化膿するかもしれません。経過を診ますので明日また来てください。念のために破傷風の注射もしておきましょう。
先生:抗生物質の飲み薬と痛み止め、塗り薬を出しておきます。痛くなければ痛み止めは飲まなくてもいいですよ。
先生:塗り薬を塗ってカットバンを貼りますが、傷パワー系のものは使用しないでくださいね。

とのことでした。

今日の治療は、消毒液のようなものを塗り、赤チンのようなものを塗り(医療費明細書を見るとあの赤いものはイソジンだったようです)、軟膏の塗り薬を塗り、パッドを貼って終了。

めっちゃズキズキするんですけど~(;´Д`)

ついでに腕のひっかき傷も見せたら、「これはいつのですか?」と目を丸くして診てました。「毎日です(毎日格闘しています)」と答えると、「この指の傷もあるので、こっちのひっかき傷ももしかしたら重症化するかもしれないので塗り薬塗っといてください」とのこと。

破傷風予防の注射(破傷風トキソイド)は、腕にしました。

打つときは痛くなかった(針が細いらしい)けど、翌日からしばらくは触れると痛く、少し腫れていました。

破傷風って聞いたことはあるけど、どんな病気なんだろう?と思って調べてみました。感染すると、けいれんや発熱、筋肉の硬直、ひどい場合は死に至るそうです。ひぃぃぃぃ~(;´Д`)

はぁ、とにかく様子を見るしかない。病院に来て診てもらったことでひと安心しました。

破傷風の注射もしたし、結構お金取られるかなぁと思ったのですが、初診、治療、注射で1,500円程度でした。よかった(;^ω^)

☟治療後の患部。赤く汚れているのはイソジン。

負傷3日目 病院へ(2度目)

傷口は、まだグズグズしている感じがしますが、恐る恐るカットバンの上から触ってみても、「まだ痛いなぁ」程度で、最初の飛びあがるくらいの痛さに比べると、だいぶ良くなりました。

ズキズキもおさまりました。

病院で診てもらうと、「よくなってきてますね。念のために明日も診ましょう」とのこと。

ついでに、先日から気になっていたことを、看護師さんに聞いてみました。

私:この、患部から出てきてるやつって、何ですか?
先生:「肉芽(にくが)です」
私:ニクガ???

帰ってから調べてみると、「肉芽」とは、怪我などをしたときに出来る組織で、治癒するのに重要な役割があるのだとか。

良かった、出るべくして出てきてるものなんだね(;^ω^)

負傷4日目 病院へ(3度目)

触った時の痛みはだいぶ引きました。

患部も、ちょっと乾燥してきた感じがします。ウミが止まってきたのかな?

病院にて。

「だいぶ良くなってきているので、これで様子をみましょう。気になるようなら、また来てください」とのこと。

お風呂とかで濡らしてもいいかと尋ねたところ、「濡らしてもいいけど、きちんと拭いて薬を付け、カットバンを貼り替えてください」とのことでした。

ばい菌が繁殖しないよう、グズグズの状態ではダメということですね。

日常生活の中で濡れていちいち貼り替えるのは面倒なので、普段は極力濡らさないようにして、お風呂の時はビニール手袋で保護するようにしました。

負傷5日目

ということで、そら君の爪が肉に食い込んでから5日目を迎えました。

特に体調が悪くなるということもなく、患部も徐々にグズグズ感がなくなってきました。

肉芽らしきものは、まだあります。

負傷6日目

触れた時の痛みがだぶなくなってきました。

今回の教訓

ということで、経過も順調で、現在回復を待っている状態です。

猫と暮らしていて、ここまでのケガをするとは思っていなかったのですが、今回のことは良い経験になりました。

今後も同じようなことが起こらないとも限らないし、私自身ならまだしも、他人様にもケガをさせてしまうこともあるかもしれません。

慌てずに正しい行動、処置をしないとな、と思いました。

何はともあれ、すぐに病院へ行くのが一番ですね(;^ω^)

・猫が下から狙っている状況(体重が爪にかかるため)や興奮状態(噛むつもりはなくてもたまたまそこに人の手などがあって噛んでしまう)の時は、いつも以上に慎重に行動すること。

傷口を流水で患部をしぼって、細菌を押し出すこと。

深い傷を負った時には、すぐに病院へ行くこと。

【 追記 】

負傷後、2週間後くらいからだいぶ傷口も治ってきたので、お風呂のときはカットバンのまま入ったりしていました。(お風呂から上がったら、薬を塗りなおしてカットバン)

なかなか取れなかった肉芽が、ふやけてそのうちポロっと取れたりして、3週間もすると、傷口もキレイに回復しました。

手が濡らせないと結構日常生活では不便なので、早めに治ってよかった(;^ω^)

怪我には、くれぐれも気を付けましょう!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

トップへ戻る