猫のストルバイト結晶予防にロイヤルカナン『ユリナリーケア』を試してみた

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2021年7月にストルバイト結晶が発見された、愛猫そら。

PH値は8.0でした。

食べてくれない療法食に四苦八苦しながらも、2週間後にはPH値は6.5に下がり、結晶も消えていました。

1か月後にまた再検査ね~ということになり、その間に食したフードは、ロイヤルカナンの『ユリナリーケア』。

結果、PH値は7.0で、結晶は全く見られませんでした。

でも、いつまた再発するか分からないので、油断はできません。

ロイヤルカナンの『ユリナリーケア』と、おやつの『ナチュラルキッス下部尿路に配慮』のこと、水を積極的に飲ませるために工夫したことなどを、記録しておこうと思います。

目次

ロイヤルカナン ユリナリーケア

療法食が終わって以降そらが食べているフードは、『ロイヤルカナン ユリナリーケア』(健康な尿を維持したい猫専用フード 成猫用)の、ドライタイプと、ウェットタイプです。

一見、療法食のようなネーミングですが、ユリナリーケアは総合栄養食です。

ユリナリーケア(ドライ)

ユリナリーケアのドライタイプ。

気になるPH値を酸性寄りに維持し、尿路結石ができるのを抑制してくれる働きがあるようです。

粒の大きさは小さめですが、そらは大半をかみ砕いて食べています。

【特徴】

◆調整されたバランスの良いミネラル、PHを低い値に維持

◆ユリナリーケアのみを食べることにより、尿路結石をできにくくする

◆適量に配合されたナトリウムが飲料を促し、尿量を増やす

【原材料】

肉類(鶏、七面鳥)、とうもろこし、植物性分離タンパク、米、小麦、動物性脂肪、植物性繊維、コーングルテン、加水分解タンパク(鶏、七面鳥)、とうもろこし粉、ビートパルプ、酵母および酵母エキス、大豆油、魚油、まりーごるど抽出物(ルテイン源)、アミノ酸類、ミネラル類、ビタミン類、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリーエキス)

ロイヤルカナンの原材料でその安全性が懸念されていた、酸化防止剤で使用されている「BHA」や「没食子酸プロピル」ですが、2020年末より、ドライフード全般の成分が「ミックストコフェロール」と「ローズマリーエキス」に順次変更になっているようです。

これは嬉しい!少しでも不安材料はないに限りますからね♪

ユリナリーケアの口コミ

◆おしっこの量が増えたような気がする

◆食いつきが良い

◆健康なウンチが出た

◆普段よりも水を飲んだ

◆尿慮疾患の症状が落ち着いた

◇吐き戻してしまう

◇価格が少し高い

◇ナトリウムの量(塩分)が心配

ユリナリーケアには400gと2kgの2種類があり、2kgを買った方がお得なのですが、私はいつも400gを買っています。

ウェットと半々であげていて、2kgだと、なくなるまでに結構日にちがかかってしまうので、仕方なく400gにしています(;^ω^)

ユリナリーケア ウェット

ユリナリーケアのウェットタイプ。

水分補給のためにも、ウェットタイプは積極的に食べさせたいです。

具の部分が柔らかい固形に成形してあり、噛み応えも楽しめるかと。大きさは、ドライの粒を細長くしたくらいでしょうか。

そらは慌てて食べると吐きやすいため、具の部分を潰してあげるようにすると、吐きにくくなりました。

スープが結構な量入っているので、一番お腹が空いていてしっかり食べそうな朝に、スープを多めに与えています。

【特徴】

◆ミネラルのバランスを調整し、泌尿器の健康を維持

◆着色料不使用、主原料はすべて天然由来原料使用

【原材料】

肉類(豚、鶏)、小麦粉、ポークプロテイン、コーンスターチ、セルロース、調味料(アミノ酸等)、糖類、マリーゴールド抽出物(ルテイン源)、アミノ酸類、増粘安定剤(増粘多糖類)、ミネラル類、ビタミン類、

ユリナリーケア ウェットの口コミ

◆食いつきが良い

◆柔らかくて食べやすそう

◆膀胱炎の頻度が減った

◇匂いが少し気になる

◇あまり食べてくれなかった

◇スープは舐めるが身を食べてくれない

ユリナリーケアのレビュー

なんだそのシブい顔は・・・

主食にしたいユリナリーウェットは、体重5kgだと3袋+1/2の給与量なのですが、さすがにそんなに食べれないだろうと思い、2袋分用意。

しかし、それでも量が多すぎて食べきれませんでした。

そこで、1日1袋のウェットフード(85g)、足らずのカロリー分をドライフードで補っています。そらには、このくらいがちょうど良いです。

最初はウェットの食いつきが良かったものの、最近になり飽きてきたのか、次第に見向きもしないようになってきました。

大好きだった黒缶と混ぜてみたのですが、それでもダメ。

そこで、おねだりするほど気に入っているドライを、ウェットの上に少しトッピングしたところ、勢いよく食べました。

しかし、勢い良すぎて吐き戻し(;^ω^)

ウェットの感覚でドライを丸飲みしたせいかと思い、ドライを包丁で細かく砕いてトッピングしたところ、吐き戻さずにほぼ完食できました。

以来、面倒ですが、ウェットをあげるときには、少量の砕いたドライをふりかけてあげています。

砕いた直後は香りが立つのか、「にゃ~ん!」と嬉しそうにおねだりしています。

尿路ケアとしての効果ですが、ウェットを嫌がってドライばかり食べていた頃は水をよく飲んでいたので、飲水量を増やす効果は、なんとなく実感できました。

ユリナリーケアを試して1か月後の結果

療法食を卒業してからは、ロイヤルカナンの『ユリナリーケア』のドライとウェットを普段のごはんに、モンプチの『ナチュラルキッス下部尿路に配慮』を寝る前のおやつとして与えました。

そして今回の検査では、PH値7.0で、結晶は一切見られず、という結果に。

よかったぁ~。

ちなみに、検査に持っていく前に、PHチェッカーでチェックしてみたら、PH値は6.2くらいだったのですが、病院の検査の方が正確でしょうから、真摯に受け止めます。

6.2くらいかな♪

色がちょっと濃いなぁ・・・

ただ、尿比重が1.06と、やや高い数値だったのが気になったのですが、獣医師さんは、「尿が濃いからだよ。あまり気にしなくても良いよ」とおっしゃっていました。

この検査の数日前から、ウェットを嫌がって食べない日が続いていたので、水分が不足していたのかもしれません。

今後は、ドライのふりかけ作戦で、ウェットも積極的に食べてもらって対応したいと思います。

モンプチ『ナチュラルキッス下部尿路に配慮』

本当は、ストルバイト結晶予防のために、おやつはあげたくなかったのですが、そらの攻撃行動軽減のために、おやつは必須なんです(;^ω^)

おやつをあげるとしても、尿路系に優しいものはないかと探していたところ、以前からブラッシングのときに与えていたモンプチの『ナチュラルキッス』のシリーズに、『下部尿路に配慮』を発見♪

10gのスティック4本入り。

おやつの部類で、下部尿路に配慮されているものは嬉しいです。味も美味しいようで、そらの大のお気に入りです。

しかも、無着色・無香料・合成調味料不使用・合成増粘剤不使用・グレインフリーなので、安心して食べてもらえます♪

ちょっとツブツブがあって、美味しそう♪

「今日はあまり水を飲んでないな」というときには、水を少し混ぜて与えています。

【原材料】

魚介類(まぐろだし、まぐろ、サーモン)、酵母エキス、チキンパウダー、フィッシュオイル(オメガ2脂肪酸源)、増粘多糖類(植物由来)、ビタミンE(抗酸化成分)

その他水分補給のための工夫

フードをロイヤルカナンの『ユリナリーケア』にしてみたことと並行して、いかに水を飲んでもらおうかということで、工夫したこともあります。

水飲み場を増設したことと、『ヘルスウォーターシリーズ』の水飲み用ボウルを置いてみたことです。

水飲みボウルを、TV台の下、玄関前の廊下、洗面所付近の廊下の3カ所に追加。洗面所とキッチンの、合計5カ所になりました。

毎日の水替えが面倒ですが、水を飲んでもらうためなので頑張ってます。

そしてこれは、以前から気になっていた、水をまろやかに美味しくすることができるという、魔法の水飲みボウル『ヘルスウォーター』

ヒゲが当たるのはイヤだろうと思い、Mサイズにしました。

直径14.5cm、高さ6.5cmあり、陶器でできているため、かなりずっしりとした重さがあります。

これだけ重たかったら、砂かけ行動をしたり、ちょっとぶつかったりしても、ちょっとやそっとではこけないので安心感があります。

本当に水が美味しくなるのか?と思い、普通のコップと飲み比べてみましたが、良く分かりませんでした(;^ω^)

廊下に置いている爪とぎでよくバリバリやっているので、その爪とぎの目の前に置いていたところ、先日、爪をといだついで飲んでいました。

あれからも飲んでくれているかは分からないのですが、買ってよかったと思えた瞬間でした。

次回の検査に向けてユリナリーケアを続行中

次の検査は寒くなって来た頃に、ということでした。

寒い時期になると、どうしても飲水量が減るためです。

次回の検査まで、今食べてもらっているロイヤルカナンのユリナリーケア』『ユリナリー ケア ウェットと、モンプチの『ナチュラルキッス 下部尿路に配慮』を継続してみるつもりです。

軟便になりやすいそらですが、このユリナリーケアは大丈夫のようなので、今後もユリナリーケアを続けていけたらいいなと思っています。

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