母ちゃんは先日、足の裏のイボを切除する手術を受けました。
直径2㎜程度の小さなイボで、いままでは特に支障なくこれていたのですが、最近になり、歩く時に違和感や痛みを感じるようになったので、皮膚科へ行ったのでした。
できた場所は、指の付け根(指と土踏まずとの間)の、人差し指と中指の間あたり。
ウイルス性のイボらしく、足の裏にできると、体重がかかる場所であるため、表面に出ては来ずに皮膚の内側へ発達していき、神経を圧迫することにより痛みなどが出るのだそう。
激痛というほどではなかったのですが、ひどくなったらイヤだったので、除去することにしたのです。
手術の方法としては、液体窒素を使用した冷凍凝固法が一般的だそうですが、これは一度で済む手法ではなく、結構な短いスパンで何度も通い続けないといけないそうで、かなり面倒という印象でした。
私が受診した皮膚科では、レーザーで焼く方法も選択でき、こちらは一度の手術で済み、あとは経過観察するだけ。
ですが、このレーザーで焼いたとしても、再発する可能性はあるとのこと。イボって、結構やっかいなものなんですね。
ともあれ、何度も通うのは面倒なので、レーザーでサクっと治すことを選択。
サクっと治療して、サクっと良くなるつもりだったのです。
そのくらいの軽い気持ちでした。
ですが、想像を絶しました。
まず、「痛いよ」とは聞いてた、麻酔の注射が、想像以上に激痛だったこと。
足の裏の皮膚は分厚いので、結構深くまで針を刺すからだとか。
ふたつめは、治療後の苦痛。
麻酔は、それはそれは痛かったけど、痛いのは一瞬だったし、ベッドに伏せていて治療の様子は一切見えなかったことが幸いし、視覚による恐怖はそれほどだったのですが、問題は治療後のほうでした。
治療当日は、麻酔がまだ効いていることもあり、「ちょっと歩きにくいな」程度で済んでいました。
治療2日目、午後からの立ち仕事のあと、「なんか痛いなぁ、立ちっぱなしだったからなぁ」と思った程度でした。
治療3日目、朝起きて地面に足をつけると・・・患部が痛くてまともに歩けない状態。
もらっていた痛み止めを朝食後に飲むと楽にはなったので、さほど気にはしなくなりました。
この日は、患部の消毒のために病院へ。消毒をして、グルグル巻きの包帯を取り、カットバン1枚のみに変更されました。
このとき、初めて患部を見ましたが、どえらいことになっていました。
イボ自体の大きさは2ミリ程度(表面から見える範囲だと)だったのですが、レーザーで除去されている円形の範囲は直径1cmくらい。
深さは恐らく、1mm程度?
ボロくなり、水たまりができるほど穴の開いた、アスファルトのようなかんじです。
「傷口は凹んでいますからね」とは聞いていたものの、こんなに?マジで?と不安になりました。
「経過は順調だが、あと2日間は患部を濡らさないように。2週間後にまた来て、経過を見ましょう」、と言われました。
こんな状態の傷口、濡らす気にはなりません。
そしてその日の午後、再び立ちっぱなしの仕事へ行き、帰ってきて足の裏を見ると、出血していて、靴下まで血のりが。
えー、めっちゃ血ぃ出てるやん。
カットバン1枚じゃあ無理なんじゃね?
治療4日目の朝も、患部が痛くて、歩くのにひと苦労。
血が出てもにじんでこないよう、カットバン2枚重ね、上からパッドをクッション代わりにし、さらに血が靴下まで浸透してこないよう、防水シートを貼りました。
でも歩くのに痛くて、テンションが下がる・・・。
これ、いつまで続くんだろう”(-“”-)”
こんなに辛いのなら、頑張って冷凍凝固治療でもよかったかもしれない・・・。
選択ミス・・・?(;´Д`)
まぁ、傷口はそのうち治っていくはず。
だけど、今現在、重大な問題を抱えてしまっています。
それは、愛猫そらと「おにごっこ」してあげれないこと。
最近のそらとの遊びは、もっぱらおにごっこなんです。
私が足が痛いことを知らないそらは、いつものように「おにごっこしよう♪」と誘ってくるのですが、私は痛くて走れない( ;∀;)
頑張って患部を踏みつけないようにしてみるのですが、やはり無理で・・・。
なんとか、私がその場をあまり動かずに遊べる手法(じゃらしなど)で遊びに誘ってみるのですが、いまのブームではないようで、あまり乗ってこず、不満が溜まってきているようです。
そして治療5日目の今日、そらがブチ切れました。
痛みを我慢し、できるだけおにごっこにも付き合い(でもいつものようにはいかない)、じゃらしでも遊ばせようとするのですがいまいち乗ってこず、遊ばないならやめよう、と部屋の片づけをしようとしたら、噛んできました。
母ちゃんが足が痛いことなんて、彼には分かるわけもなく、「おにごっこがしたいよ!なんで遊んでくれないの!」と不満に思っているのでしょう。
そらのためにも、早く治さないと。
今回のことで、飼い主の不調なんて、猫ちゃんには関係ないから、病気や怪我などにはなってられないよなぁ、もっと早く病院へ行っていれば、もう少し軽症で済んだのかも・・・飼い主本人の健康管理も大事よね、とつくづく思ったのでした。