CO2の添加に憧れて、発酵式を試してみましたが、いまいち効果は感じられず、とうとう本格的にCO2添加の機材を導入することにしました。
購入したのは、普段からお世話になっているチャームさんの、『CO2フルセット チャームオリジナルコンパクトレギュレーターBセットDX』です。
セットの方法や、ポイント、困ったことなどをまとめてみました。
目次
セット内容
届きました! チャームさんは、発送が早いのがうれしい♪
『チャームオリジナル CO2フルセット』には、Aタイプ~Dタイプの4種と、各タイプのDX版の4種、計8種類があります。
A、Bタイプはチューブの径が6mm、C、Dタイプは径が3mm。
B、Dタイプには、電磁弁とタイマーが付属しています。
DX版には、ボンベが5本付属します。
もし、自動で添加を考えているけど、すでにタイマーは持っているよ、という場合は、A、Cタイプを購入して、電磁弁(約6千円~7千円)を別途購入した方が、少し安くつくかも。
今回私が購入した、『CO2フルセット チャームオリジナルコンパクトレギュレーターBセットDX』のセット内容は、以下になります。
・新瓶ボンベ74g(1本)
・新瓶ボンベ74g(5本)
・交換用 Oリング(1個)
・ボンベスタンド
・スピコン一体型 コンパクトCO2レギュレーター
・超小型電磁弁
・プラグラムタイマー
・逆流防止弁
・バブルカウントディフィーザーS
・耐圧チューブ6mm(3m)
・シリコンチューブ6mm(1m)
・キスゴム18φ6個、キスゴム30φ1個
・Oリングセッター
・バルブ
聞きなれない部品の名称だらけで、初心者の私はすでに、パニック状態(;^ω^)
装置の説明と使い方
装置の説明と、使い方を簡単に紹介しておきます。
レギュレーターは、高圧でボンベに収められているCO2ガスを、減圧してくれる装置。
スピコンとは、CO2の供給量を調節できる装置で、上部にある、つまみのようなものを回して調整します。
チャームの「コンパクトCO2レギュレーター」には、このスピコン機能が備わっているので、装置ひとつ分のスペースが空くのがうれしい。
CO2の供給を自動でON・OFFさせるための装置。タイマーにコンセントを刺して、決めた時間に通電、供給できるようになる。
圧縮されたCO2は高圧なので、それに耐えられる硬いチューブ。
CO2の添加を止めたときに、水が逆流してくるのを防ぐ。
チューブを配管してディフィーザー内にCO2を送り込み、ディフィーザー上部にあるストーンからCO2を細かい泡にして放出します。
ディフィーザー内に水を入れることによって、CO2の気体が目視でき、1秒に何滴発生しているかを確認できます。
CO2の流れを手動でON・OFFするための装置。電磁弁とタイマーで自動化する場合は不要。
セット方法
セッティングにかかった時間は、10分か、15分くらいでした。
取扱説明書もありますが、事前にチャームさんのセット方法の動画を見ておおまかなイメージを予習しておくと、スムーズにセッティングできると思います。
セッティングが終わるまでの間、CO2が漏れ出さないよう、「流量設置ネジ」を時計回りに回して、閉めておきます。
時計回り・・・閉まる
反時計回り・・・開く
このネジを回すのが、結構大変です。ネジが小さくて、指が痛くなる。
でも、工具を使用して回すのはNG。流量調節ネジの上部に、マイナスドライバーがハマりそうな溝があるのですが、工具で締めてしまうと、破損の恐れがあるとのこと。頑張って、指で回しましょう。
「固定ネジ」は、不意に「流量調節ネジ」に触ってしまったときに、せっかく調節したネジが動かないようにするためのネジで、下まで回しおろすと、流量調節ネジが固定されて動かなくなります。
圧縮されたCO2が噴出すると、低温のために火傷をするみたいなので、注意が必要です。
ボンベの交換などで、レギュレーターからボンベを外すときは、ボンベ内のガスが完全になくなってからでないと、大変危険です。
ボンベにレギュレーターを差し込むことによって、ボンベの口に穴が開く仕組み。
ペットボトルのキャップを閉めるように、ボンベにレギュレーターを回し、かぶせていきます。
これが結構硬いのですが、「プシュッ!」と音が鳴り、ガス漏れがなくなるまで回しましょう。
私の場合、これ以上回らん、というところまで閉めたんですが、設置後、流量調節ネジを開放してもCO2が添加されず。
再度、レギュレーターを頑張って回したら、「プシュッ!」という音が。ちゃんと最後まで回せてなかったんですね。
だいぶ硬くて手が痛いので、ゴム手袋か何かを利用するといいかも。
適当な長さにカットした耐圧チューブで、レギュレーター → 電磁弁 → 逆流防止弁 の順番で繋いでいきます。
CO2が漏れないよう、グッと奥までしっかり入れ込みましょう。
(もし耐圧チューブを外すときは、差込口にある白い輪っかの部分を引っ張ると外れるみたいです。)
このときに注意しないといけないのは、CO2の流れる向きを間違えないこと。
電磁弁の場合、CO2が出ていく方(OUT)に、赤丸●の印があります。その反対側、CO2が入ってくる方(IN)には、赤丸の印はありません。
逆流防止弁は、よーく見ると、「→」の絵が描いてあるので、CO2の流れる向きに合わせて接続します。 IN 「→」 OUT ですね。
また、ここで使用するのは、シリコンチューブではなくて、耐圧チューブですので、お間違いなく。
シリコンチューブは、くにゃくにゃと柔らかいですが、耐圧チューブは硬いので、触ればわかると思います。
ディフィーザーにキスゴムを装着するのが、ちょっと時間がかかりました。
ディフィーザーにある凸部分に、キスゴムをはめるのですが、これがまた、なかなかハマらない(;^ω^) ガラス製のディフィーザーを割っちゃいけないから、力加減が難しいです。
【 追 記 】
後日の水替えと掃除時、ディフィーザーを再装着する際に、割ってしまいました・・・
割ってしまうことを想定して、水槽内にガラス片が落ちないよう気を付けましょう。
1秒に何滴CO2が発生しているかというのは、ディフィーザーの中で確認するのですが、そのためには、ディフィーザーの中が水で満たされていないといけません。
そこで、ディフィーザー内に水を入れるのですが、チャームの説明書では「ディフィーザーを軽く振ってガラス内に水を入れる」とあるのですが、これが全然入らない(;^ω^)
そこで、ネットで調べてみると、ディフィーザーに繋いだシリコンチューブを口で吸って、水を吸い上げ、ディフィーザー内に水を入れる、という方法がありました。
それを試してみたら、なんとか水が入ってくれました。(しばらく口の中に変なニオイが・・・)
どれくらいの量を入れたらいいのか分からないですが、とりあえずCO2の気体が確認できればいいかなと思うので、満タンにしなくてもいいと思います。
【 追 記 】
今では、ディフィーザー内へ水を入れるのは、百均で売っているおもちゃの注射器「シリンジ」を使用しています。
メイクコーナーか、清潔グッズコーナー?にあったと思います。
ディフィーザーを掃除するときに水を出し入れする際にも役に立つので、おすすめです。
逆流防止弁とディフィーザーを繋ぐのは、柔らかい方のシリコンチューブ。
シリコンチューブをガラス面に固定するための18φのキスゴムを、先に通しておいてからシリコンチューブをディフィーザーに繋ぎましょう。
これでセッティング完了!
全部セッティングが完了したら、電磁弁につないだコンセントをスイッチONにし、流量調節ネジを反時計回りに回して、CO2を流します。(電磁弁に通電していないと、CO2は発生しません。)
この段階で、私は失敗をしました。
固定ネジと、流量調節ネジの使い方がいまいちつかめていなかったため、流量が多い状態になっており、通電した途端、ボコボコボコーーーーー!!!!!!と、ディフィーザーから泡が放出され、めっちゃ焦りました(;^ω^)
必ず、流量調節ネジで流量がゼロ、もしくは最小になるよう回しておいてから、通電しましょう。
初心者でも設置は簡単!
スピコンがレギュレーターと一体になっているので、その分スペースがとられず、水槽周りがスッキリと設置できる、『CO2フルセット チャームオリジナルコンパクトレギュレーターBセットDX』。
敷居が高いと感じていたCO2の装置は、私のようなアクアリウム初心者でも、簡単に設置できました。
チャームさんの動画と、説明書、あとは、困ったときはネットからの情報を頼りにwww
これで、CO2添加でスクスク育つ水草の観察ができる♪
と、喜んでいたのもつかの間・・・。
ある事件が起こるのでした。
その事件に関しては、また後日(;^ω^)
【AセットDX】
【BセットDX】
【CセットDX】
【DセットDX】
コメント
はじめまして。
co2デビューを考えていて、この商品の情報を集めていたところ、こちらのサイトにたどり着きました。
お高いモノなので、まだ購入は先になるかもですが、参考になりました。
ありがとうございました。
匿名様
コメントありがとうございます!(^^)!
私のような初心者の説明で参考になりましたでしょうか(;^ω^)
お役に立てたのなら、うれしいです♪
CO2デビュー楽しみですね♪