晩御飯に、ホッケを焼きました。
子猫の頃のそらは、私が魚を焼きだすと「にゃーにゃー」騒いでしまい、食べようとしてもグイグイ来てなかなか落ち着いて食べれなかったので、「もう二度と魚は焼かない」と思ったものですが、そらが大きくなってからは、魚を焼いても無反応になりました。
我が家での生活の中で、いろんなニオイに慣れたんでしょうか。
あまりにも無反応だったので、魚に興味ないのかな?と思い、ホッケを見せてみました。
気配に気が付き振り向くそら。
「にゃんだコレ?」という顔で近づく。
でも、食べられるものであることが分からない様子(笑)
今まで、私が食べるものを与えたことがないせいでしょうか?
私が子供の頃飼っていた黒猫は、キャットフード以外のもの、焼き魚やご飯(お米)などもあげていて(今では考えられませんが)、焼き魚の骨を取ってあげようと手を出したときに「ボクの魚取らないで!」とばかりに「ウゥゥーーーーッ」と唸られたものです。
しばらくしてテーブルの上に乗ってきたそら。
普段なら私が食事をしていてもグイグイ来ないのですが、ちょっとホッケが気になるようで、お皿をのぞき込んできました。
ホッケをほじった拍子に小さな身が飛んでしまい、すぐにティッシュで取ったのですが、身が落ちた場所をいつまでもクンクンしてました(笑)
それでもしばらくすると、諦めてベッドへINしていきました。
お魚くわえたどら猫~♬ にならない、賢い子です。
余談ですが、猫ってお魚が好きってイメージがありますが、これって間違いなんだそう。
もともと猫は肉食なんですが、日本で猫が人に飼われるようになった頃、肉より安い魚をあげだしたため、「魚が好き」というイメージがついているだけだそうです。
魚の中には寄生虫がいるみたいなので、しっかり焼くこと、人間用に塩などで味付けをしていないこと、猫に害になる成分を含む青魚は避ける、骨を取り除く、などに気を付ければ与えてもいいようですが、今回は見送りました。
ホッケって、結構塩気を感じることが多いですが、あれって味付けしてあるのかなぁ?
以前動物病院の先生が、スーパーなどで販売しているお刺身や魚などには、腐敗防止のために何かしら薬がかかってるから、猫には与えない方がいいよ、とおっしゃっていました。
よくTVなどで、漁港に住み着く猫ちゃんが獲れたてピチピチのお魚を美味しそうに食べてますが、あれってすごくうらやましいな、そんなことを思いながら夜が更けていった一日でした(^^)