愛猫そらの軟便が改善して健康ウンチになったキャットフード3種

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そらが子猫の頃、軟便で悩まされ、色んな種類のキャットフードを探しさまよう「フードジプシー」になりました。

健康ウンチに憧れ、悩み、泣き、一喜一憂を繰り返していましたが、現在は、なんとか健康ウンチが排出されるフードに出会うことができ、落ち着いています。

そらが健康ウンチになったフード3種類を紹介します。

目次

ロイヤルカナン センシブル

フードジプシー時に、最後に試した「ロイヤルカナン センシブル」がとても相性が良いみたいで、理想的なウンチがほぼ毎日続くように。「胃腸が敏感な成猫用」とうたっているだけはあります。

初めて食べた翌日から健康ウンチが出るようになって、ちょっと怖いくらい。

実は早い時期から、近所のペットショップで見かけていて気にはなっていたのですが、「ロイヤルカナンは良くない」という印象があり、手を出すのをためらっていました。

いま思えば、早く試してみればよかった。あれこれフードを替えられて、きっと身体に負担をかけてしまっただろうし、私も気に病んで悩む必要なかった。

ロイヤルカナン センシブルの特徴

【カロリー】430Kcal/100g

【特徴】L.I.P.(消化率90%い以上の超高消化性タンパク)、プレバイオティクス配合

【原材料】肉類(鶏・七面鳥)、米、動物性脂肪、植物性分離タンパク、とうもろこし、小麦粉、小麦、加水分解タンパク(鶏・七面鳥)、コーングルテン、酵母および酵母エキス、ビートパルプ、魚油、植物性繊維、大豆油、フラクトオリゴ糖、アミノ酸類(省略)ゼオライト、塩化アンモニウム、ミネラル類(省略)、ビタミン類(省略)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)

センシブルの粒は小粒で、三角形、手裏剣のような形、テトラポットのような形の3種類が混じっています。

キャットフードによっては、臭ったときに「うっ!」となるくらいのものがありますが、センシブルの香りは、人間の私が臭っても美味しそうに感じます。

パッケージは、400g、2kg、4kg、15kgがあり、ネットで買えますが、近所のペットショップには400gと2kgしか置いてありません。

近所のスーパーやホームセンターでは見かけないので、ペットショップよりも安く買えるネットで購入しています。

ロイカナ センシブルの気になる配合物

配合されているものに、軟便の改善に貢献したのかなと思われるものがいくつかあります。

 プレバイオティクス 

善玉菌の増殖を助けたりして、お腹の調子を整える補助になる。

 ビートパルプ 

ビート(砂糖の原料)から糖分を抽出したあとの副産物の食物繊維。

抽出する際に薬剤を使用することがあり、そのため身体に良くないという印象が強いが、食物繊維が腸内を掃除し、腸内のエネルギーにもなるすぐれものでもある。

 ゼオライト 

火山岩や変成岩などの岩石に含まれる粘土鉱物で、水を軟化させる働きがあり、「腎臓サポート」や「尿管サポート」などの療法食に使用されることが多い。

また、アンモニアや水、毒素などを吸着して排出したり、腸内環境の改善効果もある。

このように、腸内環境に良さそうなものが色々と配合されています。そらの軟便が改善し、健康ウンチになったのもうなずける!

ロイヤルカナン センシブルの口コミ

口コミを見てみると、食いつきが良く、下痢が改善した、という感想がよく見られます。

また、便秘が改善した、吐き戻しがなくなった、などの効果があった猫ちゃんも。やはり、腸内環境の改善効果があるようです。

良くない口コミとしては、油っぽい韓国製になったらもう買わない、添加物が気になる、などという意見が。

 油っぽい問題 

「油っぽい」というのは、私も感じました。確かに、他のキャットフードよりもベタベタしています。

でもまぁ、「そんなフードもあるかな?」という程度でしたが、ある日1.8kgで買ったときに、いつにも増してものすごくベッタベタの状態だったことがありました。

翌日の給餌分を小さいタッパに入れておくのですが、タッパにうつす際に、粒がギラギラと光っていることで気が付きました。

フードをティッシュで押さえると、こんな状態になるくらい。

不安に思い調べてみると、「輸送途中などの寒暖の差により油分が浮いてくることがあるが、品質に心配はない」とのことだったので、問題はなさそう。

便や体調に変化はなかったので、ティッシュで油分を拭き取りつつあげました。その後、袋の半ばくらいになると少しマシになってました。

 韓国製問題 

「韓国製問題」ですが、原産国がフランスから韓国へ変わることによる、衛生面や原材料などに不安を感じている飼い主さんが多いよう。

今のところ、犬用の「満腹感サポート」や、猫用の下部尿路疾患用の療法食、猫用の「満腹感サポート」が韓国で製造されているみたいです。

年々製造する種類が増えていくようなので、いつか愛猫のフードも韓国製になるのでは・・・と思うと心配になる気持ちは分かります。

センシブルが韓国製の対象にならないか、今後もチェックしようと思っています。

 原材料問題 

最後に、原材料に不安がある、という問題。

キャットフードについて色々と勉強していると、「ロイヤルカナンに使用されているBHA(ブチルヒドロキシアニソール)が良くない」というものをよく見かけます。

BHAは、「酸化防止剤」のひとつ。

フードが酸化すると、食いつきが低下したり、吐いたり下痢をしたりといった症状が出ることがあるので、キャットフードにも様々な酸化防止剤が使用されています。

中でもこのBHAは、ラットなどの「前胃」(胃が2部分ある場合の手前の方)を持つものに発がんが確認されているそうで、そのため「BHAは危険」という印象が強いんですね。

でも、「前胃」がない動物では発がんは確認されておらず、犬や猫は2~4日程度で体外へ排出される成分でもあるので、法律で定められた使用基準を守って、極端な過剰摂取をしなければ安全な添加物である、とされています。

しかし、BHAは、1954年に「食品添加物」として認可されているものの、化粧品などに使用されていますが、人間の食べ物にはほとんど使用されていません。

そのため、そんなものをキャットフードに使用するのはいかがなものか、と余計に不安を感じてしまうのは仕方のないことです。

酸化防止剤には、他にもローズマリー抽出物や緑茶抽出物などの天然由来の物や、クエン酸やミックストコフェロールなどの栄養成分なんかもあるので、できたらBHAを使用せずに、そっちを使用してくれたほうが安心なんですが。

いまのところ、ロイヤルカナンを食べて健康被害があった、という話は出ていないようなので、あまり神経質になる必要はないのかなと私は思っています。

なんといっても、そらの軟便に絶大な効果があるセンシブルなので、他の代用品を見つけるまでは、しばらく手放せません。

アイシア 黒缶

ある猫の特集雑誌を見て「黒缶」が人気だと知り、試してみたのがきっかけでした。

普段はドライフードを与えたいけど、たまのご褒美や、非常時の水分補給目的などに、ウェットフードも抑えておきたいと思っていたので、そらに合うウェットフードがほしいなと思っていました。

アイシア 黒缶の特徴

【カロリー】缶(160g):80kcl/100g、 缶ミニ(80g):64kcal/缶、 パウチ(70g):56kcl/1袋

【特徴】オリゴ糖(ラクトスクロース)配合

【原材料】

黒缶(まぐろ白身のせかつお):魚介類(カツオ・マグロ・フィッシュエキス)、オリゴ糖、ミネラル類(省略)、ビタミン類(省略)

黒缶パウチ(まぐろとかつお):魚介類(マグロ・カツオ・フィッシュペプチド)、オリゴ糖、増粘多糖類、ミネラル類(省略)、ビタミン類(省略)

黒缶パウチ水煮タイプ(水煮タイプまぐろとかつお):魚介類(マグロ・カツオ・フィッシュペプチド)、オリゴ糖、ミネラル類(省略)、ビタミン類(省略)

黒缶は、ラインナップが豊か。

「黒缶」(160g)、「黒缶ミニ」(80g)、「黒缶(MAINICHI)3P」、「15歳頃からの黒缶(MAINICHI)3P」、「黒缶パウチ」、「15歳頃からの黒缶パウチ」、「18歳頃からの黒缶パウチ」、「黒缶パウチ水煮タイプ」、「黒缶シュシュ6P」(60g)

このラインナップに、味も様々な組み合わせになっていて、選ぶ楽しさもあります。

黒缶には穀物類が入っていないのはもちろん、パウチは70gの手ごろな量なのがうれしい。

パウチは缶に比べて軽いし、量も少なく食べきりやすいので、私はいつもパウチを買ってます。

☝ゼリータイプ。 とぅるんっと出てきます

☝ほぐしてみた

パウチには、ゼリータイプと水煮タイプがあって、人間でも食べれそうなほど美味しそうな香りがします。

以前に試した、ブルーバッファローのウェットフード(療法食)のときよりも美味しそうに食べますが、美味しさのあまりがっついて食べて、吐き戻すことが多々あり。

ドライフードのように噛む動作があまりないため、飲むようにして食べているのかな?

対策として、数個の小皿に少量ずつ盛り、食べ終わったら次のお皿を差し出し、少しずつ食べさせるようにしています。

災害時などで避難したときなどには、環境の変化により、水を飲んでくれない可能性もあるので、水分補給のためにウェットフードがあると便利。

食べきりサイズのパウチなら、大活躍しそうです。

アイシア 黒缶の気になる配合物

原材料が少なくてシンプル、一見安全そうな黒缶ですが、ちょっと気になる配合物が。

パウチのゼリータイプに配合されている、「増粘多糖類」です。

ウェットフードにはよく使用されているもので、粘り気やとろみを出したり、ゼリー状に固めたり、安定剤の役目を果たし、人間の食べ物のタレやソース系、グミやレトルト食品などにも使われています。

「増粘多糖類」は、天然成分から作られているものがほとんどですが、中には、アレルギー症状を誘発させる可能性があるものも。

大量摂取しない限りは大丈夫とされていますが、やっぱり気にはなります。

しかし、フードの原材料の欄には「増粘多糖類」としか表記されていないので、実際にはどのような成分が使用されているのかが分からないので不安だ、という意見がよく見られます。

黒缶の場合、増粘剤が使用されているのはゼリータイプで、その他のタイプには配合されていないので、気になる場合はゼリータイプ以外のものを選択した方がいいかな。

アイシアの黒缶は、40年以上のロングセラー。今のところ健康被害が出ていないということは、問題なく食べさせることができるかなと思っています。

アイシア 黒缶の口コミ

良く食べてくれる、価格が手ごろで助かる、後処理が面倒な缶詰と違って、パウチタイプはゴミ捨てが簡単にできて助かる、少量入りなので食べきれて便利、という感想がよく見られます。

食いつきがとても良いみたいなのですが、まれに食べてくれない子もいるようです。まぁ、猫にも好き嫌いありますから。

黒缶は味のバリエーションが豊富なので、色々試してみてもいいかもです。

クプレラ ホリスティック グレインフリー

ロイヤルカナンのセンシブルでウンチの状態が良く、黒缶も軟便になることがないので、この2種類で落ち着いてはいたのですが、ロイヤルカナンには、米やとうもろこし、酸化防止剤のBHAが使用されているというマイナス点があったので、グレインフリーのものを探しておきたいと思い、「クプレラ ホリスティック グレインフリー」を試してみることに。

クプレラ ホリスティックグレインフリーの特徴

【カロリー】395kcl/100g

【特徴】プロバイオティクス配合、酵素や乳酸菌を非加熱で配合

【原材料】魚類(ギンヒラス・シロギス・豪州真ダイ)、サツマイモ、魚油、藻類(昆布)、モンモリナイト、ユッカ、白菜、アルファルファ、炭酸カルシウム、チコリ、活性酵素、プロバイオティクス(省略)、多糖類、必須アミノ酸(省略)、ビタミン&キレートミネラル(省略)

袋の大きさは、900gと1.81kg、4.54kgの3種類。

近所のペットショップ、スーパー、ホームセンターでは見かけないので、ネットで購入しています。

クプレラの粒は、センシブルよりも少し大きめで、平たい手裏剣状。

魚のニオイでしょうか?

ニオイが、私的にはちょっと・・・。そらは気にせず食べてくれていますが。

ひとつ気になったのが、給餌量について。

パッケージにある給餌量の表示を見ると、体重5kgに対する給餌量は110g/1日となっています。

110gって、かなり多くない?

ロイヤルカナンセンシブル(430Kcal/100g)の給餌量は57gだったから、すっごく違和感(;´・ω・)

猫の必要摂取カロリーが280kcalとすると、給餌量は70gじゃないのかな?

よく分からない・・・。

110gはさすがに食べすぎのように思うので、私は70gで与えています。

クプレラ ホリスティック グレインフリーの気になる配合物

 プロバイオティクス 

お腹の調子を整える効果が期待できる、乳酸菌やビフィズス菌、腸球菌など善玉菌の総称。

 モンモリナイト 

食べられる泥として注目されている粘土鉱物。毒素を吸着し、排出する働きがあり、整腸作用や解毒作用が期待できる。

 アルファルファ 

日本名「ムラサキウマゴヤシ」と呼ばれるマメ科の植物で、栄養価が高く、不溶性食物繊維が豊富。牛が食べる牧草によく使用される。

お腹に良さそうなものが、沢山配合されてます♪

なるほど、この作用でそらの便通が改善されたのかしら(^-^)

クプレラ ホリスティックグレインフリーの口コミ

食いつきが良い、老猫にも食べやすい形状で助かる、というものが多く見られます。

悪い点では、炭水化物が多い、価格がちょっと高いので、お試し価格の少量パックが欲しい、という意見があります。

軟便が改善できるフードはきっとある!

ということで、我が家のそらの軟便に効果があるキャットフートはいまのところ、ドライフードの「ロイヤルカナン センシブル」と「クプレラ ホリスティック グレインフリー」、ウェットフードの「黒缶」の3種類。

3種の中でも、効果が高いと思うのは、ロイヤルカナン センシブル

クプレラ給餌のサイクルの途中、新しいおやつを試してお腹の調子を崩したときがあり、1週間たっても調子が戻らなかったので、センシブルを10g程度混ぜてみると、数日で健康ウンチになりました。(たまたまタイミングが合っただけかもしれませんが)

こんなときのために、常にセンシブルのストックはかかせません。

1年近く軟便と戦ってきましたが、そらの体質に合うフードが見つかってよかった。

今後は、センシブルクプレラをメインに使用(1年単位くらいで交代)し、スペシャルディナーに黒缶にしようかなーと思っています(^-^)

【 追 記  / 2020年8月 】

そらも気に入ってくれたクプレラですが、ひとつ問題が発生しました。

ウンチが、健康ウンチを通り越して、カッチカチウンチになってしまったんです。

ほんと、フード選びって、奥が深くて難しい・・・(´;ω;`)

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