アクアリウム初心者が、グラミーの稚魚育成に挑戦した80日間

※当サイトでは、アフェリエイト広告を使用しています

我が家のアクアリウムで飼っている、ゴールデンハニーグラミー。

ある日、パパグラミーの「黒ちゃん」が頑張って沢山の卵を確保していたので、私もふ化を手伝ってあげることに。

水槽の中をネットで仕切り、黒ちゃんと卵の子育てゾーンと、他のお魚さんたちがいる大人ゾーンとを分けました。

すると、結構な量の稚魚がふ化しました。100匹近くはいるかな?

せっかくなので、この稚魚たちを育ててみることに。

アクアリウムの初心者なので、ネットで調べながらの子育てです。

目次

成長の様子

ふ化直前の卵

なぜか卵巣がなく、卵だけがゴタゴタとあつめられていました。

卵が黒くなってきているので、ふ化が近いようです。ワクワク

ふ化 1日目/ふ化直後

ふ化した直後の様子。ぷっくりとした透明で、キラキラしていてキレイです。

体長は1mmくらい。

稚魚はまだ泳げないので、どこかにしがみつきたいのですが、黒ちゃんがなぜか卵巣を作らないので、仕方なく、ガラスと水面の際に皆が固まっています。

ふ化 2日目

ふ化から2日目。体長1mmくらい。体は黒い。

ベビーたちが、仕切っていたネットの目から大人ゾーンへ出てしまうので、ベビーの半分くらいをスプーンですくって小さなタッパの中へ移動させ、しがみつくことのできる水草を入れてあげました。

タッパの底に、フンのようなものが沢山落ちていました。こんな小さいのに、立派なフンをするんだなぁと感心。

稚魚の身体にある「ヨークサック」という栄養の入った部分があり、数日の間は、それを栄養に育っていくそう。

それが過ぎたら、エサをあげる必要があるので、ネットで調べてみます。

ふ化 3日目

ふ化から3日目。体長1.5mmくらい。目の辺りが黒く、身体は少し透明になってきました。

ちょっと泳げるようになってきた?

ふ化 4日目

稚魚専用の水槽を設置しました。

ふ化から4日目。体長2.5mmくらい。

だいぶ泳げるようになってきて、スプーンですくおうとするとピュッ!!と逃げるように。

ここまで早く逃げられれば、大人ゾーンでも生き延びる子もいるかも?

ふ化 7日目

なんだか、初め2,30匹くらいいたはずの稚魚の数が減ってきたような気がします。

ふ化 15日目

この頃、グラミーの産卵ラッシュで、2代目、3代目と産まれてきて、稚魚水槽が賑やかになってきました。

そんな中、初代の稚魚の数が減りました。5~7匹しか確認できません。

ふ化 23日目

小さな前びれが確認できました。

ふ化 42日目

初代稚魚の体長は、未だ5mmくらいで、あまり成長していない感じがしますが、横から見ると、身体の厚みは出てきていて、だいぶ魚っぽくはなってきてます。

ですが、この頃には初代稚魚は1匹しか確認できません。2代目と比べると、明らかに大きさがデカいので、初代の稚魚で間違いないと思います。

私はこの子を、「ビッグボーイ」と名付けました(笑)

ふ化 60日目

この頃になると、稚魚水槽から少し離れた場所からでも、ビッグボーイを確認することができるくらい目立つ体格になってきました。

目と、シッポの部分に黒い色が入り始めたからかな?

でも、ビッグボーイの様子が少しおかしい。シッポが頭よりも上に浮かんでしまい、逆さまに近い状態になってしまうんです。

それでもエサをあげるとついばんでいるし、食欲はあるみたい。

そして、関係があるのか分かりませんが、ビッグボーイ以外の稚魚がこの頃から次々と水底へ沈んで死んでしまいました(´;ω;`)

ふ化 70日目

ふ化 72日目

「あれ?朝からビッグボーイを見かけてない」と思って、水槽内を探し回ったのですが見つからず。

死亡したにしても、死骸がないとおかしいのですが、ろ過ボーイをゆすってもいないんです。

なぜだ・・・溶けた・・・???

仕方ないので、水槽を洗おうと思い、水道水の入ったバケツにろ過ボーイを漬けて、解体しようと手を伸ばしたところ、バケツの底にビッグボーイが!

え!おったんかい!

すぐに水槽へ戻したのですが、弱弱しく水底に横たわっています。

他の稚魚が全滅し、残るビッグボーイは大きくなってきたので、ろ過ボーイに吸い込まれることはなかろうと、ろ過ボーイに被せていたネットを先日取り外したんです・・・

失敗(>_<) もっと慎重になるべきでした。

ろ過ボーイのスポンジを掴んでもぎゅもぎゅしてしまったせいか、冷たい水道水にショックを受けたのか、元気のないビッグボーイ・・・。

「ゴメンね、ゴメンね(´;ω;`)」

そんな状態から、ビッグボーイは翌日には少し持ち直し、水面へ上がれるようになり、エサもついばんでいました。

なんという生命力。

でも相変わらずシッポが上がるような状態で、水中へもぐることができないようです。

頑張って回復してね(´;ω;`)

ふ化 79日目

ふ化 82日目

あれから数日間、エサをあげると元気についばんではいるものの、相変わらずシッポが上がってしまう状態。

そして今朝見た時には、水底へ横たわる状態で沈んでいました・・・。

かろうじて生きている様子で、時々力をふり絞って動いているようなかんじ(´;ω;`)

そして翌日、とうとうお星さまになってしまいました・・・。

今回の稚魚の環境とエサ

最初は、稚魚の卵をタッパに入れて親水槽に浮かべて隔離していたのですが、ふ化4日目のときに稚魚専用の水槽を設置しました。

こうしたほうが観察がしやすいし、親水槽のほうもスッキリする。

水は、親水槽の掃除のついでに、親水槽から水をもらいました。

ろ過

ヒーターと、水槽に付属していたろ過ボーイを設置。

ろ過ボーイのブクブクが強すぎて、水流に稚魚が疲れるかと思い、ひと工夫しました。

まず、ろ過ボーイの本体には、台所の排水口に使用するゴミネットをかぶせて、吸い込まれないようにしました。

そしてブクブクのほうには、水草をブクブクの真上に固めて配置してみましたが、それでも水面が波立ちます。

そこで、漬物が入っていたプラスチックのケースに穴を開けてブクブクの真上に浮かべてみました。

これで、水面の水流は抑えることができました。

ちょっとジャマだけど。

ネットで見ると、稚魚にろ過は必要ない、水替えだけでOK、というようなことも見かけるので、必要ないのかな?よく分かりません。

どうしても小さい稚魚がろ過ボーイの給水口に吸いこまれて、かぶせているネットに巻き込まれ身動きがとれなくなる子もいるので、もっと良い方法はないものかと思案中です。

水替え

水替えは、1週間に1度程度、水底の水をゴミと一緒に抜いて、最初の頃は親水槽より水をもらい、途中からはカルキ抜きした水道水を足しました。

後で思い返してみると、水道水を足し出してから稚魚が死亡し始めたような気がします。

ネットで見てみると、足す水は親水槽からもらった方がよいみたいで、反省です・・・。

エサ

エサですが、ネットで調べてみると、ふ化から数日後からは、PSB(水質浄化栄養細菌)というバクテリアをあげると良いとのことだったので、ホームセンターで買ってきました。

ピンク色の液体で、すっごい臭いです。なんか昔臭ったことのある臭いなんだけどなー、と思っていたら、硫黄の臭いらしいです。

これはバクテリアなので、水の浄化作用もあるので、一石二鳥。投入する量がよく分からないのですが、スプーンに5分の3程度水槽にいれてみました。

このバクテリアを食べるのかなぁ?よく分かりません(;^ω^)

目に見えないものなので、効果があったのかどうかは不明です・・・。

さらに、スーパーのペットコーナーで売っていた、メダカの稚魚用の粉末状のエサを買ってみました。

細かい粉末でさらさらしています。

食べてくれるか心配だったのですが、パクッパクッとついばんでいる様子でした。

ですが、水面に居る子と、水底に居る子がいて、水底に居る子は恐らくエサに気が付かずのまま餓死していると思います。

あと、白くてとっても小さい微生物?のようなものを追いかけて食べている様子もありました。

自然に沸いたものなのでしょうか、やはり、動くものの方が稚魚にとっては「エサ」としての認識がしやすいのでしょうね。

となると、ネットでよく見るブラインシュリンプというものをあげたほうがいいのでしょうか?

お湯で沸かしたり、作り置きができなかったりするようなので、面倒だからまだ手を出していませんが、次回また稚魚を育成するときには挑戦してみてもいいかなと思っています。

稚魚を育ててみた感想

今回、私の管理不足やミスなどにより、奇跡的に大きく育ってくれたグラミーの稚魚「ビッグボーイ」もお星さまになってしまいました。

ここ数週間はグラミーペアが産卵しないのですが、もし産卵したら、また子育てに挑戦してみたいと思っています。

そのときにはエサは、やはりブラインシュリンプがいいのでしょうか。

ちょっと面倒くさそうだなぁ~(;´Д`)

でも、今回の稚魚の成長があまりにも遅かったので、もしかしたらエサが関係しているのかも?と思うので、次回は挑戦してみてもいいかもしれません。

きれいな黄色のグラミーで、水槽を彩りたい!

稚魚の子育ては大変ですが、また頑張ってみたいと思います(^-^)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

トップへ戻る