子猫のそら君はスクスク育ち、現在約7ヵ月。
うちに来て約6か月、毎日一緒に過ごしてきましたが、とうとう試練の日がやってきました。
私が旅行で1泊家を空けるのです。
そら君1人(匹)を家に置いておくこともできず、今回はペットホテルを利用することになりました。
想像していたよりは快適な場所で、少し安心しました。
目次
家でお留守番か?ペットホテルか?
今回の旅行は1泊2日なので、ご飯とお水とトイレさえあればなんとかなるかなと思い、最初はお家でお留守番させようかと思いました。
ですが現在、ワケあってウェットフードを食べているので、カリカリフードのように2日分の量を置いてはおけないし、もしカリカリだったとしても、あったらあるだけ食べて、必要なときにエサがなくなっている可能性が。
それに現在、軟便気味なのでウンチをしたらすぐに片付けないと、家じゅうそら君が踏んだウンチだらけになるのは目に見えています・・・m(__)m
それに慣れた家の中とはいえ、何か思わぬ事故が起こらないとも限りません。
家族が近くに住んでいるのでそら君の世話を頼みたかったのですが、それぞれ予定があり頼めず。
もし家族に頼めるとしても、ご飯の世話は出来てもトイレの世話は慣れてないので難しいかなと思いました。
そこで仕方なく、ペットホテルへそら君を預けることになりました。
普段利用しているペットショップがペットホテルもやっていたので、そちらを利用することに。
ペットホテルの見学
そんな不安を抱えつつペットショップへ行ってみると、お泊りする場所を見学できるということで下見することにしました。
猫が過ごす空間の広さ
私の想像では、キャリーバッグよりは大きいけど、ペットショップで猫ちゃんやワンちゃんが入っているショーケースくらいの大きさのカゴに入れられる、というイメージでしたが、違いました。
店内の奥の方の扉を開けると、引き戸の個室が6部屋くらい並んでいて、広さは畳1.5畳くらいあります。
その部屋の中に3段ケージがあり、そのケージの中で猫ちゃんが過ごすのだそうです。
おお、3段ケージ。うちにもあるので、そら君も慣れているし、思ったより広いのでホッとしました。
冷暖房完備
今回預ける時期は秋。最近では朝晩が寒いので気になっていたので聞いてみると、暖房がずっとつけてあるとのことで安心しました。
周りの環境
お客さんのいる店内から1歩入っているので静かですが、他のお泊り中のワンちゃんが鳴いているのが気になりました。
普段の生活で他の動物に慣れていないそら君にとっては、声が聞こえるだけでもストレスを感じると思いますが、仕方ないですね(;^ω^)
他の設備
トイレは用意されているので、わざわざ自宅から持って行かなくてもOK。
猫ちゃんによっては、普段使っているトイレじゃないとか、トイレに自分のおしっこなどの臭いがしないと用を足さない子もいます。
なので、普段使っているトイレのの中から砂を少し持ってきて混ぜてもいいとおっしゃっていました。
持参するもの
当日必要なものは、普段食べているご飯だけでした。
あとは、慣れない場所で落ち着けるように、お気に入りの毛布やおもちゃなどを用意しました。
知らない場所へ対するストレスのせいで誤食しないよう、食べられないようなおもちゃにしました。
いよいよペットホテルへ
ペットホテルを見学して、どんな場所で過ごすのかなどが分かり少し安心しましたが、そんなところへ預けられるとは思ってもいないそら君にとっては急に知らない場所へ連れていかれ、独りぼっちにされるわけですから、とても心が痛みます。
初めて長時間の離れ離れ。しかも、知らない場所でのお泊り。
飼い主の私も不安でいっぱいです。
最近うんちの調子もあまりよくないし、いつも私の後をついて回るそら君が、一人で知らない場所でパニックになって暴れないか・・・。
ちゃんとごはんを食べるか。うんち、おしっこをちゃんとするのだろうか。ちゃんと眠れるだろうか・・・。
ストレスのせいでハゲたりしないか・・・。
当日の朝
当日の朝、私の緊張を察してか、そら君もあまり元気がないように感じました。
そしてキャリーバッグに入れて車でペットショップへ。
お店の前に到着し、開店するのを待っているときに様子を見ると、プルプル震えていました。
こんな賑やかな場所に来たことがないから、怖いのでしょう。可哀そう( ;∀;)
受付で手続き
私が利用したペットホテルでは、利用できる条件として、4ヵ月以上であること、ワクチン接種済みであること、噛み癖・糖防癖がないこと、などがありました。
受付では、「利用規約」に目を通し了承し、「申込書」に私の住所や名前、連絡先、そら君の年齢やご飯の回数、量、ワクチンをいつ受けたか、病歴の有無、かかりつけの病院名などを記入しました。
支払いは退去時ということでした。
他の細かい要望などを伝える
ごはんはウェットフードなので、タッパに1食分ずつ小分けにして用意しておきました。それをレンジでチンしてもらいます。
「どのくらい温めますか?」と聞かれたので、600wで24秒がベストですと伝えました。
最近、がっついて食べて時々吐くので、食べにくいように容器にフードを塗りつけてくださいということも言ってみると、快く「分かりました」と答えてくださいました。
あと、ウンチの状態がどうだったか教えてくださいということも伝えました。
別れの時
受付が終わり、例の個室へ移動。
部屋へ入りドアを閉め、逃亡できないようにします。
そしてキャリーバッグから出してケージの中へ。これは意外とすんなりいきました。
とはいえ、自らキャリーバッグから出たのではなく私が出してケージへ誘導したのですが。
別れを惜しんでよしよしとかすると、そら君も敏感に感じ取って不安になるのでは、と思い、ケージに入れたらすぐに部屋を出てその場を立ち去りました。
キョトンとしています。明日まで1人にされるとは思ってもないでしょう。可哀そうに( ;∀;)
夢にまで出てきた
お店の方がとても親切で、「心配ですよね、もし様子が気になるようでしたら、明日の朝にでもお電話ください」と優しい声をかけてくださいました。
その後は旅行を楽しんだものの、ふとした瞬間にそら君のことを思い出し、「大丈夫かなぁ、ごはん食べたかななぁ・・・」など気になり、夢にも出てくる始末。
翌日は早く帰りたくて仕方ありませんでした(;^ω^)
お迎えの日
お店の開店時間に合わせて、様子を聞きに早速電話をしてみました。
「ご飯も全部食べて、うんちもおしっこもちゃんとしてますよ」とのことでした。安心したぁ~。
というか、結構彼は肝っ玉が座っているのかも??
もしかしたら、うちよりも快適に過ごしているのかも、私のことなんて忘れちゃったかも~( ;∀;)
そして予定よりも少し早めに帰宅し、お迎えに行くと・・・
よかった、覚えてくれてた(笑)
元気だー!トイレにウンチもあって、乾いているからよくは分かりませんが、軟便ではなさそうです。相変わらず砂掛けが下手ですが。帰ったら足を拭かないと(;^ω^)
再会を喜ぶのもつかの間、いつまでもここでよしよししていたらお店の方に迷惑なので帰りましょう。
と・・・キャリーバッグへ入れたいのですがなかなか入らず。
またどこかへ連れていかれると思ったのでしょうか。病院へ行く時でさえすんなり入ってくれていたキャリーバッグを拒否。
半ば無理やりねじ込んでお店をあとにしました。
お家に帰ってからは、家の中を少し偵察してまわり、そのあとは甘えモード全開。
久しぶりのおヒザの上を堪能していました(^^)
ペットホテルは有りかなしか?
初めてのペットホテルでしたが、特に問題もなく利用できホッとしました。
料金は3,000円ちょいほどでさほど高くもなく、個室で結構広いケージだったので満足な点が多かったですが、あえて悪かった点を挙げると、ペットショップ特有の臭い(動物臭)がそら君に移ったことかなー。
他のデメリットとしては、利用するお部屋やケージの掃除はきちんとされているとは思いますが、他のお家のペットのノミ・ダニや色んな病気がうつるリスクはあるかと思います。
それと、お店によるとは思いますが、今回私が利用したペットホテルは、夜間が無人になることです。その間に急に体調不良などになっても対処ができないのが心配なところ。
動物病院がペットホテルをやっているところもあるみたいなので、本当はそういった施設を利用したかったのですが、うちの近所にはなさそう。
動物病院なら、急な体調不良などに対応してもらえるのでだいぶ安心感があります。
最近よく聞く「ペットシッター」にお願いするという選択肢もありますが、留守の家に入ってもらうことになるので、別の心配が出てきますよね。
うーん、ペットホテル、今後も利用したいかと聞かれれば、悩みます。
というか、できたらもう家を空けたくない・・・。猫ちゃん的にはだいぶストレスにはなるはずだし( ;∀;)
ただ、今回利用したペットホテルが店員さんが親切で感じもよかったので、今後も利用せざるを得ない状態になったときにはお願いしようと思います。