災害時に猫と一緒に避難することを想定して色々備えてみた

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最近、地震や異常気象による災害などが多く、スーパーやホームセンターなどでは『災害グッズコーナー』をよく見かけるようになりました。

私も自身の避難グッズは用意していたのですが、猫のそら君の分も必要になったので、色々と準備してみました。

目次

ごはん

そら君が普段食べているロイヤルカナン(400g)を用意しています。

1日60g食べるとして、約1週間分。

災害後しばらく買い物へ行く余裕がなかったり、流通が滞ることなどを考えると、2kgなど大きめの袋のエサの備蓄も用意しておいた方がいいなと思っています。

賞味期限を見てみると、現在2018年で、2029年までになっていました。結構もちますね。

折りたためる容器を百均で見つけたので、エサや水を入れるように購入しました。

飲み水

避難時や、断水したときなどのために水は必須。

  

猫ちゃんに硬水はタブーみたいなので、軟水をチョイスしています。私もそら君も誰でも飲めるよう、うちにあるペットボトルは、全て軟水のものを買うようにしています。

ただ、スーパーなどで探しても、硬水ばかり置いてあるんですよね。軟水はわずか。たまに発見したときに買い溜めしています。

最近では、長期に保存できる「保存水」というものもあるみたいです。賞味期限をしょっちゅう気にせず備蓄できていいですね。


胎内高原の6年保存水 備蓄水 2L×12本 (超軟水:硬度14)

トイレグッズ

猫ちゃんは結構神経質なところもあるので、環境が変わるとちゃんとウンチやおしっこをしてくれるのか不安なので、普段使用しているトイレグッズを用意しました。

サンドと、おしっこを受けるシート、ウンチを入れる「臭わない袋」。この袋、ほんとに臭わないのでおススメです。

それと、折りたためるポータブルトイレです。

まだ使ったことはありませんが、トイレの内側が防水仕様になっているので、安心して使えそうです。

キャリーバッグ

いざという時には、キャリーバッグに大人しく入ってくれるのかどうか分かりませんが、とにかくここにはすんなり入って欲しい。

キャリーバッグは、常に玄関前の廊下に置いていて、普段からそら君が出入りできるようにしています。キャリーバッグへの抵抗をなくすためです。

普段からよく中で遊んでいるし、病院へ行く時もすんなり入ってくれています。

雨が降った状況も考慮して、ビニールでキャリーバッグ用のカッパも作りました。作ったといっても、取っ手のところを切っただけですけど。

ポータブルケージ

避難先や車中泊避難を想定したときにキャリーバッグだと狭いので、少しでも広くくつろげる空間を用意しました。

くるっとネジって折りたためるタイプのケージで、高さもあり中は広々しているのでおススメです。

洗濯ネット

最近、猫ちゃんはパニックになったりすると暴れて逃げたりするので、洗濯ネットに入れると良いというのをよく耳にします。

先日動物病院で、洗濯ネットに入った猫ちゃんがいましたが、大人しくしていました。効果があるのかもしれません。

百均へ洗濯ネットを買いに行くと、少しクッション性のあるネットを発見したのでそれにしました。

ネットに入れたとしても爪は貫通しますから、少しでもこちら側のケガを最小限に抑えたいのと、猫ちゃんもクッション性がある方が落ち着くかなと思って。

まだそら君を洗濯ネットに入れてみたことはないです。恐らく、嫌がって暴れるでしょうから(;^ω^)

ハーネス

ワンちゃんは賢いので飼い主さんが呼べば来ますが、猫ちゃんはなかなかそうはいかない・・・。一度逃げてしまったら、捕まえるのは至難のワザです。

なので、ハーネスは必須だと思います。

そら君は普段から首輪をしているので、首輪にリードを装着してもいいのですが、暴れたときに首輪だともしかしたら抜けるかもしれないし、苦しいだろうと思い、ハーネスも用意しています。

慣れてもらいたくて時々装着させてみようとするのですが、すっごいイヤがる・・・。首輪はすんなり脱着させてくれるのですが、ハーネスはなんかイヤみたい。

まあ、避難時などの状況下になれば、無理やり装着させるしかないですね(‘ω’)

タオル・シャンプータオル

雨などで濡れたりしたときのためにタオルと、シャンプータオルを用意しています。

避難先などで、健康を保つためには清潔を保つことも大切です。

このシャンプータオルは、大判のウェットティッシュのようなかんじになっていて、顔周りにも使えるタイプ。

そら君はお風呂で洗われるのを嫌がるので、ちょっと臭くなってきたなというときには、このシャンプータオルで拭いてあげています。

無香料で臭いも気にならず、拭いたあと乾かすと毛がふんわりなって、くちゃい臭いもちゃんと取れます。

「ふわふわになったねぇ~♡」と言いながらモフモフするのが好きです( *´艸`)

ビニール手袋

そら君が暴れた時にd私の身を守る手袋です。

なるべく長く、厚手のものをチョイス。ほんと猫ちゃんの爪の威力はすごいですからね( ;∀;)

お気に入りのおもちゃ

避難が長引いたときのことを想定して、おもちゃも用意しました。

まぁ、猫ちゃんはなんでもおもちゃになるので、わざわざ用意しなくてもいいかもしれませんが、慣れない場所などにいるときには自分の臭いのついたものがあると落ち着くかもしれません。

その他必要なもの

普段使用しているがあれば、予備で用意しておきます。

ワクチン接種など

非常時に関係なくですが、病気の予防にワクチン接種寄生虫予防もしておきましょう。

室内飼いで1匹しかいないと、あまり意識しないかもしれませんが、避難所には多くの人や動物たちもいるので、感染症などにかかってしまうかもしれません。

それと、避妊去勢手術も済ませておいた方がいいですね。

名札・マイクロチップなど

非常時に、もしもペットが行方不明になったりしてしまったときのために、身元の分かるものを身に付けさせることも大事です。

そら君は、名前と、飼い主の電話番号が記入できるプレートのついた首輪をしています。

避難先の確認

最近は「ペットと同行避難」という言葉もよく耳にしますが、うちの近辺でペットと一緒に避難できる場所ってどこなんだろう?と思い、市役所に問い合わせてみました。

その返答は、「現段階では設定していませんが、災害の状況によって対応します」とのことでした。

事前に分からないのかぁと少しガッカリしましたが、そういうシステムなんだと分かっているだけでも、いざというとき慌てずに済むかもしれません。

もし一緒に行ける場所がなければ、車の中で過ごすことにもなるかもしれないので、その場合も想定したグッズをそろえておくといいですね。

状況に応じたバッグをふたつに分ける

しかし、これだけの荷物を一度に抱えるのって、たぶん不可能(;^ω^)

私自身の荷物もあるし、そら君の荷物と、そら君自信(成猫だと5kgくらいになる)と、キャリーバッグも合わせると結構な重さです。

なので、『緊急で逃げるとき用』と、『避難所へ行くとき用』とに荷物を分けました。

すぐに逃げないといけない状況下で、あれもこれも沢山持って出ていたら絶対間に合わないし、重たくてとうてい持てない。

なので、緊急時には、私とそら君の最低限のものを詰めたリュックを背負い、そら君を入れたキャリーバッグを持つことにしました。これだけで結構限界かなと思います。両手を埋めてしまうと危ないし。

そして、これらの荷物と備蓄品(食料・水など)は、玄関に置いています。家の奥の方に置いていたら、持ち出すのに時間がかかるので。

ペットと一緒に避難できるよう備えを

とりあえず、思いつくものは一式そろいましたが、いざというときに自分がパニックになっては、そら君も連れて逃げるなんて余裕がなくなるかもしれません。

そんなことにならないよう、頭の中でシミュレーションをしてみたりしています。

何かあれば、まずそら君をキャリーバッグへ入れる。そうしないと、他のことをする余裕がなくなると思います。

先日、小さいですが地震がありました。するとそら君が、まん丸な目でいったん私の顔を見て、家のきしむ音がする方へ偵察しに走って行ってしまいました。

そうやって離れ離れになってしまったら、捕まえるのもひと苦労かも(;^ω^)

被害に遭わないのが一番ですが、備えあれば憂いなし、普段から「もしも」を考え、必要最低限の準備しておきましょう!

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