行動診療科受診から3年が経過し、愛猫そらに大きな変化が?

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我が家の愛猫そらの攻撃行動に疲弊し、2021年に動物病院で行動診療科を受診してから3年が経ちました。

受診後、攻撃行動を受けないよう気を付けたり、お手などのトレーニングも欠かさないなど、日々地道な努力を続けています。

「攻撃行動の頻度、程度」「私の身体的、精神的な苦痛度」が、受診前の超過酷な時期にはレベル「10」だったとすると、現在のレベルは「1」~「2」くらいになっています。

とても大きな進歩!

それに加えて2024年の今年は、そらに大きな変化が起きているので、2024年の経過の記録を残しておこうと思います。

目次

2024年の経過

1月~2月

・要求鳴きが増え、大声で鳴くようになった

・私の夕食時にテーブルについていると、飛び掛かって噛んでくるようになった

年末頃より母ちゃんに生活の変化があり、私のストレスが大きくなった。

3月

・穏やかになり、あまり噛まなくなった

4月~6月

・攻撃行動がまた増えた(特に夕食時)

・うんちが柔らかいことが多い(季節の変わり目のせい?)

四国で地震があり、強いストレスを感じた。
帯状疱疹を発症、しばらく体調が悪い。

7月

・朝食時にも攻撃してくるようになった

対策
攻撃してきたら、寝室へ避難して食事をするようにした

・上記の対策の効果か、攻撃が少し減ってきた

8月

・夕食時は、何か言いたげに近くへ寄ってきてウロウロするが、しばらくすると大人しく待つようになった。

・朝食時は、まだ攻撃してくる。

対策
朝食時は、キッチンで片付け物をしながら、立って食事をするようにした

・上記の対策をとると、キッチンで食事をしていても気にせずにカリカリを食べたり、ベッドへ入って大人しく毛づくろいをしたりするようになった。

九州で地震が発生。強いストレスを感じる。

9月

・朝食、夕食時とも、攻撃してこなくなった

・休日にパン作りをしていると、「何やってるんだ、僕をかまえ!」と訴えてくる

母ちゃんがパン作りにハマる。

10月

・食事中、時々ご機嫌ナナメになることがある。

・時々、何かを要求してきて怒って噛んでくることがある(パン作りのときのストレスのせい?)


まず、私の反省から始めたいと思います。

1月から7月あたりまで、私個人の大きなストレスのせいで、一時落ち着いていたそらの攻撃行動が増加しました。

後から思い返してみると、私の精神が安定しているときにはそらも穏やかに過ごしているような気がします。

母ちゃんは毎年春前後に精神的に少し不安定になるのですが、今年は体調も絶不調でした(>_<)

そらのことをまっすぐ見てあげれなくて、寂しい思いをさせてしまっていたのかもしれません。

最近始めたパン作り。

楽しいのですが、休日に私が家に居ると

母ちゃん、家に居るなら構ってよ。
そら
そら

ってなるので、私が家でやりたいことが全然できないんですよね。

構えオーラ全開のそらを無視していると、攻撃的になってしまいます。

パン作りをしたいけど、発酵させる時間とか、焼いてる時間、冷ます時間など、割と時間かかるから、そらが「かまってちゃん」になるとすごくキツイ(>_<)

昼ごはん食べた後は大人しく寝てることが多いけど、キッチンでゴソゴソしてると起きてきちゃう。

最近の攻撃をしてくるシチュエーションとしては、目立つのは「食事中」のみで、遊びで興奮して勢いで攻撃してくることはほとんどなくなりました。

他にシチュエーションあったかな?と思い出せないほど、ぐっと減りました。

これは、ものすごい進歩です。

効果があった対策

今まで問題なかった私の夕食時の攻撃。さらに朝食時まで波紋が。

食事のときくらいは、ゆっくりしたいのに・・・。

朝食時の攻撃を受けて、さすがに対策を立てないと、と思い、試しにキッチンで作業をしながら食事を摂るという方法を試してみたら、案外効果があったようで。

しばらくその方法で慣らしてから、たまに座って食事してみたりしても、落ち着いて過ごしてらっしゃいます。

それでも「構ってほしい気分の時」には攻撃的になりますが、頻度としてはだいぶ減りました。

「攻撃されたら別の部屋へ移動する」という方法は、そらの場合は1,2回繰り返すと攻撃してこなくなるのですが、やはり「攻撃されるシチュエーションを避ける」方が、お互いにストレスがなくて良いような気がします。

そらの変化

人馴れしてきた

2024年に入って、そらに変化がありました。

一番大きな変化として実感しているのは、「人馴れ」です。

私は一人暮らしで、弟が仕事の着替えで朝晩立ち寄る程度のため、普段はあまり私以外の人間と関わることがないせいか、そらは人馴れせずに育ちました。

もともと触られたり抱っこされるのも苦手なので、たまに姪っ子が遊びに来てもすぐに逃げたりしていました。

それが、です。

今年の夏頃から、弟が家に来る気配がすると、しっぽをピーンと立てて待ち構えるようになったんです。

そして弟が来ると、今までは避けていたのに、自ら寄って行ったりして。

そしてさらに、弟のお触りも嫌がらずに受け、なんなら「触ってもええよ」と言わんばかりにお尻を向けてしゃがんで待ってるんです。

猫がお尻を向けるのって、「その人の頃信頼しているから」というのをよく聞きます。

先日、姪っ子(小学生)が遊びに来たときも、今までは手の届かない場所へ逃げていたのに、なでなでを許しているではありませんか。

(しつこく触ると怒りますが)

そういえば、設備など修理やクリーニングで、たまに業者さんが来た時も、今までは仏壇の奥などに隠れていたのに、最近では、逃げはするものの隠れることはなくなりました。

そらも今年で6歳。色んな経験をして大人になった、ということなのでしょうか。

大きな進歩です。

ブラッシング好きになってきた

もうひとつ、嬉しい変化があります。

今まで嫌がっていたブラッシングを、好きになってきたようです。

初期に使用していた「ファーミネーター」は、アンダーコートがごっそり取れるので私的には好みだったのですが、刃が皮膚に当たって痛いかなと思い、今ではシリコン製のブラシを使用しています。

シリコンだと、アンダーコートはあまり取れないんですけど、仕方ない。

シリコンブラシでも嫌がるので、そらが好きなコロコロもしながらブラシをするようにしたんですが、これが功を奏したようです。

最初は、シリコンでブラシした毛が飛んでいくのを防ぐために、抜け毛をすぐさま粘着テープでキャッチしようとしたのがきっかけでした。

「あれ?なんか嬉しがってるな」と思ったのですが、そのうち、機嫌の良いときにはゴロゴロいったり、ゴロ~ンと横になったりするようになりました。

母ちゃん
母ちゃん
マジか!
あのそらがゴロンするのを始めて見たぞ!!

という感激具合です(;^ω^)

受け入れやすくなった

季節の変わりめには、そらのベッドやお布団を衣替えしますが、今までのそらは、半年ぶりに出してきたベッドなどしばらく寄り付きませんでした。

特に、新しく買ってきた毛布やベッドなどには、どのように使用するのか分からないのかというくらい、ガン無視でした。

でも最近では、新しく買ってきたベッドでもその日のうちに使ってくれるように。

6歳ともなると、それが何なのか、母ちゃんがどういう意図でそこに置いているのかを理解できるようになってきたのでしょうか(*‘∀‘)

今後の対策

そらがこんなに成長しているのだから、私も成長しなくちゃ。

私のストレスが、そらに悪影響を与えていることは明らかなので、とにかく私が心身ともに健康でいることが第一です。

あとは、メリハリをしっかりつけることかな。

そらと遊ぶ時間に、周りがちょっと気になって片づけをしたりしてしまうと、拗ねちゃうんですよね。

それが積み重なると、不満が溜まって爆発するのではないかと。

なので、遊ぶときはガッツリ遊ぶ。

そらとのコミュニケーションの時間には、そらとしっかり向き合うようにしようと思います。

何はともあれ、今までそらの攻撃行動と付き合ってきて一番大事だと感じるのは、「攻撃行動を起こすシチュエーションを避ける」こと。

これからもそらと2人、健やかに、穏やかに過ごしていけるよう努力していくつもりです(*^▽^*)

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